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私の好きな映画のシーン(48)『キャプテン・スーパー・マーケット』

 『死霊のはらわた』の新作『Evil Dead Rise』が間もなく劇場公開ということもあり、トレーラーも見ることができ、『死霊のはらわた』フリークとしては、ワクワクドキドキする初夏になりました。
 以前にも『死霊のはらわた』について取り上げましたが、今回は『死霊のはらわた』の第三作となる『キャプテン・スーパーマーケット/ Army of Darkness』のお話です。
 しかし、『キャプテン・スーパーマーケット』という邦題なのですが、原題は『Army of Darkness』、つまり死霊の軍団なのに、何故キャプテン・スーパーマーケットとなったのか…。日本の配給会社としては、『死霊のはらわた3』では売れない、とはいえ『死霊の軍団』では、インパクトがないとかかんとかの議論があったのかと思います。ただ、一つ言えるのは、主人公のブルース・キャンベル推しで行けるという判断があったふしがあります。それがかなり危ないカケなのは、ブルース・キャンベルの自伝まで読んでいる私が言うのですから、間違いありません。
 さて、この作品で、主人公のアッシュ(ブルース・キャンベル)が、死者の書を取ろうとしますが、呪文を忘れてしまい、適当な言葉をモゴモゴと使ってしまい死霊の軍団が復活します。その、お馬鹿なアッシュのシーンが何とも良く、好きなシーンになっています。
 さて、新作『Evil Dead Rise』のトレーラーを見ると、これまでの(良い意味の)雑さが感じられなくて、どうだろうなぁと訝しんでいます。これまでの三作品で見せたドタバタ感もあるのだろうか…等と不安でもあります。
 我がブルース・キャンベルは、エグゼクティブ・プロデューサーとしてふんぞり返っているのも、「おいおい…」と突っ込みたくなります。
 とはいえ、新作も楽しみにしています。雑なお馬鹿さ、の楽しみですが。中嶋雷太

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