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【プラ問題】2050年、海の魚よりもプラスチックが多くなる前に


1. 幼い頃から続けてきたゴミ拾いへの情熱

幼い頃からゴミ拾いが好きで、小・中・高生の頃までずっと自分でゴミを拾ってきました。特に高校生の時に学校で海のゴミ問題について学んだことがきっかけで、「何とかしないといけない」という思いが心の中で大きくなり、環境保護への意識がさらに強まりました。


2. コロナ禍がもたらした気づき

コロナ禍で世界が一変し、「自分はいつ死ぬか分からない」という現実を強く意識しました。もし自分がこの世を去る前にやり遂げたいことがあるとすれば、それは「プラスチックのゴミ山をなくし、きれいな世界を取り戻すこと」だと気づいたのです。今ではそれを自分の生きる目的にしたいと強く思っています。

また、登下校している子どもたちの姿を見ると、「この子たちを絶対に守ってやる」「未来の世代にも安全でおいしい魚を食べさせてやる」という強い思いが湧き上がります。自分ができることを少しずつでも続けていきたいと、改めて感じています。

3. プラスチックがもたらす健康と環境への影響

• 分解されないプラスチック

プラスチックは生物分解されないため、海などの自然環境に長年浮遊し続けます。こうして漂うプラスチックがマイクロプラスチックとして分解され、人間や動物の体内に取り込まれることで、大きな問題を引き起こします。

健康リスク

マイクロプラスチックが体内に入ると、成分が分解されずに残り、成長への損害や健康リスクが懸念されます。また、プラスチックに含まれる「環境ホルモン」は、生態系に悪影響を与えると言われ、人体や次世代にも深刻な影響を与えかねません。

4. 未来の子供たちへ安全な環境を

私の願いは、未来の子供たちが安心して安全な天然の魚を食べられることです。このままプラスチック汚染が進めば、天然の魚に多くのプラスチックが蓄積し、「天然より養殖の方が安全」と言われる時代が来るかもしれません。魚の量よりもプラスチックの量が多くなる未来を食い止めるため、今こそ行動が必要だと感じています。

5. 環境ホルモンの影響と人類へのリスク

プラスチックに含まれる環境ホルモンが、生物のオスのメス化を引き起こし、生態系全体に影響を及ぼしています。この現象は人類の健康や存続にも少なからず危機をもたらす可能性があります。プラスチック問題は単なる環境問題ではなく、生態系と人類の未来に関わる重要な課題だと強く感じています。

6. 自分も解決の一員に

今、世界中の研究機関がプラスチック問題の解決に向けて新しい技術や方法を開発しています。その動きに共感しており、私もその一員になりたいと強く思っています。私のアイディアや行動が少しでもこの問題解決に貢献できるよう、プラスチックを減らすための活動に参加し、自分の役割を果たしていきたいです。

7. 課題と迷い:資金の壁

解決に向けたアイディアとして、プラスチック汚染を減らすための超音波洗浄機の開発を考えていますが、そのための研究費や製作費、外注費が大きな課題です。1台を作るのに50万円ほどかかる見込みで、覚悟を決めるのに迷いもありますが、少しずつでも行動に移し、目的達成に向けて努力を続けていきたいと思います。

8. 未来のために、一緒に考えてみませんか?

自分が生まれてきた意味は、この問題を解決することかもしれないと強く感じています。皆さんも、どんな未来を目指したいか、一緒に考えてみていただけたらと思います。



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