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しつこい痛みに悩まされているときに考慮して欲しいこと

40年間さまざまな身体と対峙して確信していることは、心が体に及ぼす影響は想像以上に大きいということです。

そしてまた厄介なのは、痛みや病気の本当の原因が無意識レベルで起こっているということです。

ですからほとんど人は原因不明と思い込み、諦めや絶望の気持ちに苛まれるのです。

しかし、原因のない結果はありません。

原因に気づいてないか、気づいているのに無視し続けているかのどちらかです。

もし今あなたが、しつこい痛みを本気で取り除きたいと願うなら、勇気をもって自分の内面に分け入ってください。

そう、しつこい痛みに苛まれている人がまず最初に必要なのは決断と勇気です。

まずは、そこからです。


顕在意識と潜在意識の構図と同じかも!?

わたしたちの意識は、顕在意識と潜在意識(無意識)によって構成されています。

これらはよく氷山に例えられ、海上に出ている僅かな部分を顕在意識、海中に浮かぶ部分を潜在意識としています。

そしてその割合は顕在意識が3~10%、潜在意識が90~97%程度になります。

顕在意識=3~10%
潜在意識(無意識)=90~97%

わたしは施術者としての経験上、体の痛みや病気の原因も、この構図とほとんど同じなのでは?と感じます。

物理的原因(ケガや事故など)=3~10%
心的、及び霊的原因(感情・信念・思考・習慣など)=90~97%

もっと言えば、意識がその人の行動を決めているわけですから、ケガや事故も元を辿れば外的要因は根本原因ではなくなります。

ですから治癒へのアプローチでの結果の出方やプロセスも、やはりほとんど同様に思えてなりません。

物理的対処法(マッサージや運動、食事療法など)=3~10%
精神的対処法(カウンセリング・コーチングなど)=90~97%

いやいや、物理的対処法で結果は十分に出ると反発されそうですが、それは必ず精神面のケアや成果が伴なっているからです。

マッサージの心地良さは精神面の癒しです。
気持ちが穏やかになることによって心的レベルで大きな気づきや変化を起こすことができます。すると自ずと体は良い方向へ舵を切り返します。

運動によるスッキリ感や達成感は自信(つまり、自分を信頼すること)を強化することにつながります。治癒後の自分を容易にイメージできるようになるでしょう。

食事療法による適切な栄養素の摂取や解毒作用は腸内環境を良好にします。腸内には幸せホルモンであるセロトニンが存在し、精神面の安定を図るのに大きな役割を果たしています。そして肉体全体の働きを正常に保つので、病気などとは縁遠くなっていいきます。


問題は本人の態度

しかし、どんなに適切なアプローチを施しても一向に楽になれない共通パターンがあります。それは、本人の頑なな態度です。

頑なになってしまうのは恐怖心かもしれませんし、間違った信念かもしれません。

いずれにせよ、まずはそれらに気づき、認め、一歩踏み出す決意をしなければ、痛みは執拗にあなたを追いかけてきます。

痛みはあなたを苦しめるために起こるのではありません。
あなたを成長させるために起こることです。

このメッセージを理解できさえすれば、決断するのもその後の行動も非常に単純で簡単です。

ですから今、しつこい痛みなどに煩わせれているのだとしたら、複雑に、そして難しくしているのは自分自身なのだということに気づいていただけたら幸いです。





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