育休日誌 番外編 育休期間にしかできないこと。
育休を取りたいと言った時に、会社のある人に
「じゃあなんか資格とか取ったりしないとなー。」
と言われました。
正気か?
本当にこういうこと言う人、残念です。
しかももっと残念なのは、それを言ったのが、お子さんのいる男性で、しかも世代的には自分とあまり変わらない人ということ。
あぁ、育児あんまり関わってこなかったんだな…。
いや、いいんですよ。資格取っても。
むしろ取れる人はすごいと思う。尊敬。
でも資格を取るということは、つまりそのために勉強をするということで、
勉強をするということは、そのために時間を確保するということで、
時間を確保するということは、育児・家事を中心とした生活の中で、一番大変なことなわけですよ。
それをクリアした上で資格を取った方は、尊敬に値します。
でも残念ながら自分にはそこまでのガッツはなく、少しでも時間が空けば、走ったりTwitter見たり本読んだり、あとはまぁ、寝ますね。
そしてこまめに下書き保存しながら、このnoteの記事を書いています。
本腰入れて勉強するためのまとまった時間は、確保できませんっ!
そんな私の、育休期間にしかできないこと。
靴の修理。です。
私の愛靴、Paraboot(パラブーツ)のChambord(シャンボード)
8年前に購入し、そこからずっと自分にとってのナンバーワン。
とにかくONでもOFFでもどんな服にも合う。
そして全天候対応の力強いパラテックスソール。
本当は週5の出勤に対して5足で対応したいところ、使い勝手が良すぎて週3シャンボードしちゃう感じの酷使っぷり。
晴れの日も雨の日も、病める時も健やかなる時も、常に足元にはコイツがいてくれた。
ずっと支えてくれたが故に、ソールもウェルトも内側も結構ボロボロに。
ソールの張り替えには1〜2ヶ月かかるようで、最大でも1週間しか連休が取れない状態ではメンテには出せない。出しちゃうと履いていく靴が無くなる。
ということで、結果ここまで来てしまいました。
そして4月。半年間の育休がスタートした時に、真っ先に思ったのが、シャンボードの修理出しでした。
今しかない。
4月上旬、満身創痍のシャンボードを持ってパラブーツ青山店へ。
…骨董通り結構奥まで行くやん!!(青山店行くの初めて。)
店員さんにさっそくブツを見てもらうと、ソール、ウェルトはもちろん、やはり中の損傷がかなり激しいらしく、そこの修理を入れると、まぁまぁな金額になってしまうかも。。とのこと。
超概算では4万円くらい??
んー、新品が7万円だから…なんか迷う金額だな。。
でも店員さん、「かなり履きこまれてますよね。馴染んでいると思うので、修理してお使いいただくのもいいと思います。」
そう言ってもらい、そうだよなぁと。ずっと履いてきたんだもんな。
アッパーとかに傷もあるけど、それも思い出だしなぁ。
ということで、とりあえず修理の正式な見積もりを待つことにしました。
それから約1週間後、見積もりの連絡。
オールソール交換+内側の修理で、しめて2万5千円也。(税別)
4万円のつもりでいたので、安く感じるマジック。。
でも2万5千円だったら、、新品買うより断然安いし、ここからさらに向こう10年履けるのであれば全然いいよね!ってことで、修理GOサインを出しました。
GOから約3週間後、修理完了の連絡。思ったより早い。
そして先日、引き取ってきましたよ。愛しのシャンボードちゃん。
もうね、素晴らしいです。
素晴らしいです、パラブーツ青山店様。
完全に生き返りました。
以下、before/after ご確認ください。
写真にはないですが、内側も新しい革で補強してもらっています。(穴が開く寸前だった模様。。)
機能的には全く新品同様に戻りつつ、アッパーなどに刻まれた年季はそのまま。
そして愛着もそのまま、いやむしろ増しているよね。
新品買い直しでは味わえない感覚。
上でも買いたけど、これだったら2万5千円は安い。
向こう10年安泰だな。でも今度は5年くらいしたら一度メンテナンスしよ。。
今回の納期は約1ヶ月。
予定よりも早めに仕上がりましたが、通常は2ヶ月程度かかるとのことです。
以上、育休期間にしかできないこと、でした。
余談ですが、3週間ぶりに電車乗ったら緊張しました。
これはやばい。その内、改札の通り方とか忘れそう。