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クラブの学習プロセスについて壁打ちしました
以前、クラブの考え方の中で基本的な学びのプロセスについても記載しましたが、そこをさらに腹落ちさせるために意見を出し合いました。
この考え方はクラブのコンセプト「人生を豊かにするカヌークラブ」の中での大切な部分になり、引き続きアップデートしますので、現在地としてみてもらえるとうれしいです。
まず基本になる考え方にWEA(Wilderness Education Association)という野外教育の国際基準の資格があります。これが安曇野明科カヌークラブと親和性があると考えており、この12月に副代表の吉田が12日間の実践(座学と山籠もり)を通して資格取得してきた内容の共有から行いました。
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最初、WEAの基本的な体験学習サイクルが 「体験→振り返り→概念化→TRY&Error」なので、そこの解釈のレベル合わせから行いました。
結果として以下の自分たちの言葉では以下ということにしましたが、”概念化”の部分にしっくりくるワードが見つからず一旦仮置きとしました。
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”概念化” で言いたいのは「体験に基づいたロジカルな仮説を早く多く建てられる」ということです。これがカヌースラロームで行うオリジナリティと重なり社会人としてや災害時などの非常時の対応力になると考えています。
これがその人の”力”になり、人生の豊かさにつながっていくと考えます。
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これをクラブの活動に落とし込むと以下のようなイメージになります。
①明確な目標を立てる(何をいつまでにどうする)
※最初は目標を与える
②日々の振り返りや教訓を言語化する
※このプロセスをメンバー同士のFeedback(他者評価)と自己評価を合わせて行う
③これを繰り返し、体験がスパイラルアップすることで活動の波紋も広がる
これはクラブに所属する大人も含めて行うことで、クラブ全体の考え方として定着していきたいと考えています。
体験だけで終わらず、理屈だけで頭でっかちにならないような体験を日々の活動から作り出していきたいと考えています。