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明科中学校の総合学習で明科について考えました

今年の6月のオリエンテーション後に7月から9月まで、2時限を4回に分けて明科中学校3年生と明科について考えてきました。

毎年、明科中学校では地元の活動団体や社会福祉協議会などと明科について考える総合学習を実施しており、今年は安曇野市東部アウトドア拠点もあるので安曇野市役所にも声がかかり、実際に活動をしているカヌークラブにお声がけいただきました。


オリエンテーション

地域で活動されている方や明科公民館、社会福祉協議会と私たち合わせて5つの団体がそれぞれ学びたいテーマについて説明しました。
その中で私たちは以下の資料で説明し、10年後の明科の地図づくりをテーマとしました。

説明会後にそれぞれのテーマの方に感想や意見を付箋でもらうことができました。
※付箋に記載された内容をほぼそのまま打ち直したのが以下の画像です。

説明会後にいただいた意見や感想

なかなか鋭い意見や意外な感想などをたくさんいただきました。
当日の様子は以下の学校のホームページにも少し写真が出ています。

安曇野市立明科中学校 | 学校日記 | 3年生は・・・ (schoolweb.ne.jp)

その後、こちらのテーマを希望した12名が2つのグループに分かれて検討を開始しました。

途中経過

手描きの地図を書く練習をしたり、10年後の明科について話し合ったり
実際に明科駅から龍門渕公園まであるいて10年後を考えました。

その中で一人1枚で手書き地図の練習したのが↓になります。とても個性的で素晴らしいんですが、この感じを最終的に活かせなかったのが本当に申し訳ないです。。。

結果

最終的に2つのグループでまとめてくれたのがこちらになります。

1つのグループは明科でどうすればお金儲けができるか、もう一つのグループはどうすればお客さんがたくさん来るか という視点で考えました。

最初から中学生の興味や考えを、どうすればどれだけ引き出せるか、考えてもらえるか毎回試行錯誤でした。

実際、アウトドアやカヌーの詳しい話はほとんどしませんでしたが、最終的にはそちらに引っ張られてしまったような・・・
そして最後は時間切れに近くなってしまい、申し訳ない限りでした。

私たちの気づきとしては、大人も子どもも普段見慣れている景色、街並みだからこそそこに新たな何かを考えるというのは難しいということでした。
何かを見せて意見を言うことはできるけど、そもそもどうしたいかについて意見を言うのは子どもだから自由に言えるか というと決してそうではないということを改めて知ることができました。
また明科の中学生は本当に素直で自分の意見を言える生徒が多くとても驚きました。(とても自分の子供の頃からは想像できない汗)

反省点は多々ありますが、気づきも同じくらいありましたのでもし次に機会が与えられればよりよい時間を作っていきたいと考えています。

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