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モーニングNo.7(2025年)※ネタバレあり

 みなさんおわかりだろうか。既にモーニングNo.10が発売している2月半ばだが、継続していこうということでNo.7の感想を書いていきたい。
 安心してほしいのだが、既にNo.10までは読んでいる。ただnoteをつけるのがなんとなく遠のいていただけである。

 さて、この週何が面白かったかなと久しぶりに開いてみる。こんな時間も贅沢だ。
 一番ツボったのは「8月31日のロングサマー」の一コマだった。
 「ポムじいさんに飛行石ぐらい強すぎる」このワードセンスが強すぎる。
 姪っ子の面倒を高木さんとみることになって、読者としては三人で家族ごっこってなんやねん白けるな、というぐらいの気持ちだったけど、鷹也の心の声が面白すぎました。完敗です。

 二つ目は「アパレルドッグ」。メンズブランドの立ち上げに携わるソラトが販促のためにモデルを探そうと劇団を探していたら、自宅の隣人と遭遇するという流れのあとの今回でした。
 劇団の打ち上げに主人公たちファッションメーカーチームも加わるのですが、服に対して好感を持ってない隣人さん。ソラトは服愛を酔った勢いで語ります。
 ファッションで表現したいという熱意が表現できる回で、キャラに血が通うようで、人物に深みが出て良かったです。

 3つ目に何を取り上げようかは迷いました。どの作品も途中のような話でハイライトではない気がしたからですが。
 それでも、どれも楽しんで読んでいるので、中でも続きを楽しみに読んでいるものを挙げましょう。
 一色まことさんの「整う音」ですね。ショパンコンクールで一ノ瀬カイと戦った向井のその後を描く本作。向井は松花楽器に就職し、調律師として働いています。
 今回は調律師として伺った家が音大生がいる家庭で、ピアノのレッスンを頼まれてしまうという回。向井は志麻さんという人を小6から教えており、その子と同じ大学に通う学生に頼まれてしまうのでした。
 調律師として働きたいのにショパンコンクールファイナリストという経歴がいろんな軋轢を生んでしまいます。
 向井の夢は一ノ瀬カイの調律師になること。どんな展開があるのか。これからも楽しみです。
 それではまた次回。

 

 


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