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モーニングNo.2・3(2025年)※ネタバレあり

 今回は合併号なので、2週間読む猶予が与えられています。
 一冊の雑誌を読み切るというのはなかなか時間がかかるものでして、いつも追いつき追い越され、漫画家さんも毎週描いててすごいと思いますが読者も頑張っています。
 
 さて、何の前置きかわかりませんが、とにかく合併号の今回、いろいろ盛り沢山でわちゃわちゃしていて面白かった気がします。

 まずなんと言ってもあらゐけいいちさんの「CITY」の新連載というか連載再開ですよ。「日常」のファンの方も多いと思いますがそのあらゐけいいちさんです。
 このポップなイラストと独特の世界観は唯一の空気感ですよね。読んでいるだけで楽しくなってきます。2025年アニメ化されるということで今後も作品が見られるのが楽しみです。
 
 次に最近推しまくっている林田もずるさんの「アパレルドッグ」の販促どうするよの回です。とてもわくわくする展開でした。
 販促のベテラン担当者と打ち合わせするのですが、なんか無難なことしか言ってくれない省エネモード。それをどう本気にさせるか。熱い感じですね。昔の感情を思い出させる言葉。説得力あるコマになっていてとても読みやすいです。やっぱりモーニングにあってほしい漫画ですね。

 最後は新章に入った「票読みのヴィクトリア」が面白かったです。
 選挙コンサルタントの翼の父親が、ある政治家の政策秘書をやっていて、そのなかでとある案件に絡んで自殺していた。その真相を突き止めることが翼の活動の目的の一つであることが読者にも明かされます。次の展開はその真相に関わる人物と絡む選挙になってきました。
 国会議員の補欠選挙、亡くなった議員の地盤を引き継いだ二世候補。盤石っぽく思えるがあれれ。というところで次週へ。
 これから色んな力が関わってより面白くなるんじゃないでしょうか。次が楽しみです。
 
 今回新章に入ってからの話が多いような気がして全体としてこれから面白くなるぞと思える内容だったら満足です。次も年末年始を挟むから合併号みたい。26日発売だってよ。
 次の感想は年明けだな。それではよいお年を。


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