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伊藤彰監督の説法(私的解釈の要約)

※注
「FOOTBALL TODAY KANAZAWA」
2024年09月30日 12時00分 掲載
ツエーゲン金沢の伊藤彰監督へのインタビュー記事を私的解釈で要約したものです。
ロングインタビューのうえ難解でしたので、自分のなかで整理してみました。
原文のインタビュー記事は有料ですが、とても読みごたえがあり、人それぞれの解釈ができると思いますので、是非ご覧になってください。

(以下、私的解釈の要約)
ー伊藤彰監督ー
サッカーはメンタルなスポーツ。
ここでいうメンタルとは、迷いなく続けられるということ。
勝てないから違うことをしようとなると、いつまでたってもサッカーの本質はつかめない。
 
キャンプから続けてきた戦術で、選手が躍動し、結果も付いてきた。
そうすると、心に余裕ができるから、新たな迷いが生じてくる。
その原因は、上手くいっていたことを振り返り、100%成功しなければならないという勘違い。

それまでは余裕がなかったから、ポジショニングや裏に走ることに、ただ一生懸命。
余計なことを考える隙間がないから良かった。
けれど、いまは違う。
さらに、試合に勝ちたいという選手の強い気持ちが、迷いに拍車をかけている。
 
いま、選手は戦術の使い間違いをしている。
戦術は、サッカーの本質をつかむために利用すれば良い。
そして、サッカーの本質を発揮できれば、取り組んできた戦術が勝つ可能性を高めてくれる。
 
岐阜戦が終わった後に戦術は何だっていいと言った。
どんな戦術でもサッカーの本質はつかめる。
でも、みんながやりたいのは勝つ可能性が高い戦術だよねと。
 
今は迷いのなかでも勝つこと。
それで選手のメンタルも変わっていく。

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