マガジンの説明(ロングバージョン)/今いる世界を目を凝らしてみてみよう。
序『僕は小さい頃、この世は夢で本当の自分は眠っていると思っていた。
いまでも少しはそう思っている。昔から自分以外のものを疑う人は多いらしいけれど、ぼくもご多分に漏れないみたいだ。デカルトみたく、考えるだけで少なくとも自分だけは定義してみても、それ以外の世界は曖昧で、意識と世界は限りなく同じ意味になってくる。
もしかしたらこれを読んでいる君も同じような思いをしているかもしれない。君がもしそんな思いを持っているなら、これは君へ向けた物語だ。
世界はまやかしで、大人はなぜかま