32年間をぎゅっと詰め込んだ自己紹介です
みなさまこんにちは。
坂下莉咲(さかしたりさ)です。
最近はTwitterやInstagramのフォロワーさんも少しずつ増えてきたので改めて自己紹介をしたいと思います。
あまり硬くなり過ぎず、ラフに書こうと思いますがきっと面白みのない文になると思います(悲)
1988年の始め、父親の実家の兵庫県淡路島で生まれ、すぐ母親の実家周辺の東京へ。
私が小学校に入学する前に今の実家のある東京の西の方に引っ越してきました。
小学校ではほとんどが同じ幼稚園からの子ばかりで、引っ越してきた私は友達はひとりもいない状況でしたが、すぐに仲良くなって遊びまわっていました。
5年生のときに犬に乗りたくてゴールデンレトリバーを飼い始めました。毛がくるくる天パで可愛くて雷がなると家中がめちゃくちゃになるくらいひとりで暴れまわってました。
高学年の頃はジャニーズJr.全盛期で、6年生のときに確か嵐のデビューイベントの握手会に友達と2人で行こうとしたけど、親同士が話し合って行かないことになりました(笑)
4年生からは新体操クラブに所属して、中学校では新体操部にも入部して3年間、毎日練習していました。
高校ではもっと自分らしく表現したいと思いダンス部に入部しました。自治自立の精神で自由な校風だったので、伸び伸び楽しかったです。
最近思い出したのは、都立にしては倍率の高い一般入試だったので受験頑張って良かったなと思いました。
部活のほうが厳しくて、毎日昼休みと放課後に練習があったので学校行かなきゃ…と思っていました(笑)
文化祭のダンス部公演はまさしく、血と汗と涙の結晶だったので良い思い出です。大人になってからも、ダンス部で集まると当時の公演のビデオをよく見ます。
その後4年制の大学に進学して、社会心理学を学びました。サークルはダンスサークルとサッカーサークル(マネージャー)で大学生らしい生活を送りました。
就職活動は、就職氷河期と呼ばれていた時代で、何十社とエントリーシートを送りました。今思えば自分の方向性が全く定まっていなかったのもあり、不採用が続いた後半に、ようやく真剣に人生を考えました。
浅はかな考えですが、母がずっと仕事をしていたので、自分も家のことをするより働き続けたいなと思ったのがきっかけで、出産などで仕事を離れたとしても手に職があれば復帰できると考えました。(母は仕事も家のこともしっかりしてくれていましたすごい…)
そして手に職をつけていつか独立したいという考えから、簡単に独立できそうなネイリストになることを決めました。学生の考えなのでご容赦ください…(笑)
そこから就職活動を辞めて、残りの大学生活を遊び倒して、卒業後は友達が就職していく中ネイルスクールに通い始めました。
スクールで初めて先生のフレンチデザインの工程を見たとき、こんな歪みなく左右対称にカーブを描くのは絶対出来ないと思って技術の難しさを痛感しました。先生には及ばないまでも、それが出来るようになるんだから日々の積み重ねって本当に大事ですね。
周りが働いていたので、若干の焦りもあり、ネイルスクールでネイリスト技能検定2級を取得し、半年で卒業してすぐに大手ネイルサロンへ就職しました。
その後別のネイルサロンに転職して、ネイリスト技能検定1級の対策スクールにも通い、検定を取得しました。そして、サロン内のセミナーだけでは物足りなくて、外部のアートセミナーなどにも積極的に参加し始めました。
お客様からの指名もいただくようになって、個人売上もトップになることが増え、後輩も真面目に育ってくれていたので、当初から予定していた独立に向けて動き始めました。ネイリストとして4、5年目くらいです。
独立したてでは、もちろん休みはなく、すべて予約優先で生活していました。ジェルについて、技術について改めて勉強したいと思ったときに、リーフジェルプレミアムに出会ってタイミングよくエデュケーターの講習、試験があったので申し込みました。
そこで一緒に講習を受けたのがネイルスクール時代の恩師で、また再会できたことに感激しました。今でもメーカーのお仕事やイベントで会えるので嬉しいです。
サロンが3年目に入った頃、ありがたいことに予約も多く頂いて安定していたので、ひとつ目標をクリアということで、次の新しいことに挑戦したいと思ってオリジナルのネイルオイルを作ろうと思いました。
原料や化粧品を作ってくれる会社が集まるイベントに参加したり、OEMメーカーさんにもたくさんメールして、たくさん断られて、小ロットでも対応してくださるというところへお願いしました。担当の方も親切で何度も何度もサンプルを作っていただきました。
お客様にも気に入っていただけて、今では愛される商品となって嬉しいです。
その頃から、ネイルは技術だけでなくこれから長く働いていくには知識が必要だと思い、一般社団法人日本爪肌美容検定協会(ANSEM)で勉強し始めました。
始めは情報量が多くて大変でしたが、皮膚構造、栄養学、化学、法律など、すべて繋がっているので学び続けることで、バッと繋がる瞬間がありました。多方面から学ぶので知識として定着しやすのではないかなと思います。
色を塗るだけのネイリストではなく、美容業のプロとして健康な爪のためにはどんな食事が良いか、どんな洗浄が良いか、どんなスキンケアが良いか、睡眠やストレス、ホルモンなど色々な方向からアドバイスできるようになることが、これからの時代には必要だと考えました。
素敵な講師の方々と、共に学ぶ受講生のみなさんから刺激を受けてモチベーションを保ち続けられています。
今は爪肌育成カウンセラーとして爪肌美容検定1級対策講座(現在スキンケア指導士養成講座)も担当しています。学び始めた頃は皮膚構造なんて細かすぎて覚えられないと思っていたのに、何も見なくても書いて説明できるようになるのはやはり、継続してきたからだと思います。
先が見えなくても諦めず続けていれば、何かしらの形になるんだなと思いました。もちろん周りの方々のサポートのおかげです。
今年に入ってからはハワイが好きで暮らすように住んでみたいと思っていたので、2ヶ月弱、サロンを完全休業して語学留学も兼ねて滞在していました。
お客様のご理解もあっての留学なので、しっかり勉強もしつつ、ボランティアしたり、ハワイならではのものを吸収してきました。新しい友達もたくさんできて嬉しかった。
色々なことに挑戦しつつも、基本的に根が真面目なので(笑)面白いことは書けないけど、これからも真摯に仕事、お客様、自分の人生に向き合っていきたい。
いつかネイリストを続けられなくなったとしても、今後も学び続ける知識を活かして、美容業には携わっていきたいです。
今の世の中の状況、暗いニュースや先の不安もある中で、気持ちを明るく前向きにしてくれるパワーが、女性も男性も関係なくネイルをはじめ美容の仕事にはあると思います。
昔から人に恵まれて、友達や関わってくださる方々にはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
小学校からの友達はなにかあったら相談し合おうと言い合えるし、高校の部活仲間は、辛く苦しかった部活の日々を笑い合えます。
夫は大学のサッカーサークルで出会い、今は確か結婚5年目くらいです。私の思い切りのある行動に慣れているのでハワイ留学は止められるどころか、むしろ推してきました。
両親の鉄板ネタは共に劇団四季出身であることで、私が生まれる前には辞めていますが、2人が出ているのは昔にビデオで見た記憶があるかないかくらいです。弟も起業していて変わった一家です(笑)
自己紹介と言いつつ仕事の話ばかりになってしまったので友達や家族の話を最後に少しはさみました。
よく、なんでそんなにできるの?と聞かれますが、単純に仕事が楽しくて追求していきたい気持ちがあるのと、やらない後悔をしたくない気持ちが強いのかなと最近思いました。
今の状況で仕事があることと、好きなことを仕事にできていることに感謝しないといけないなあと改めて感じます。
出会いやタイミングなどはすごく運がいいなと思っていて、そう思ったほうが得だとも思っています。
失敗や挫折、壁にぶつかることは多々ありますが、全てがあったからこそ、今につながっていると思えます。だいたい少し経てば笑い話になるし(笑)これからも色々なことにチャレンジしていきます。
人生アップ&ダウンはもちろんありますが、周りに助けてもらいながら緩く進むところと、締めるところは締めて、自分なりの幸せでこれからも過ごしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。