「自尊心」と「承認欲求」で生きている【ヒトの個性】
rifascinoのセッションに来られていた生徒さんから、下記のようなご質問をいただいたことがあります。
「家族で話をしていると、母が会話泥棒ですぐ揉めてしまうんです。なんとかならないんでしょうか。」
でもこれ、生徒様のお母様は会話泥棒ではなく、ただ輪の中の中心にいたい人で、これはcharacterの特性だったのです。
今回は、中心にいたい人とはどういうことか、どんな特徴をもったcharacterの人なのか、お話ししていこうと思います。
これは8type charactersにおける<フォーテ感情>の特性であり、このグループの特徴的な考え方である「自尊心」と「承認欲求」が関係してきます。
まず「自尊心」というのは、自分はここにいる意味があると思えるような、自分のことを認めてあげられるような、そんな自分を肯定する心のことをいいます。
そしてもう1つの「承認欲求」とは、自分が価値ある存在として認められたいという願望のことです。
自分自身で自分のことを認められ、そして周りからも認められる、この両方から認め、認められるというのがポイントになります。
ただ、<フォーテ感情>は、疎外感を感じたり、人からダメ出しされたりすることで、自信が揺らいだり、自分自身の価値が信じられなくなったりします。
そうするとこの自信をなんとか取り戻そうとして、注目を浴びようとします。
たとえば、自分自身を目立たせることで周りの人から注目されようとするため、話題に強引に首を突っ込んだり、人の目を引こうとして大きな声やオーバーアクションで話してみたりします。
これが、承認欲求が間違った形で出てしまったものになります。
でも、みんなが気にしてくれたり、話題をちゃんと振ってくれたりすると、自分の価値を感じ、自分の自信も取り戻していきます。
テンションが上がってしまうこともないし、強引に目立とうともしなくなります。
生徒さんからの質問にあった会話泥棒の件は、お母様の自尊心や承認欲求を少し認めてあげることで、揉め事を避けることに繋がるとアドバイスさせていただきました。
私達はcharacterにより、それぞれ違った個性を持っています。
お互いの個性を認め合うことにより、人とのトラブルは少なからず減っていきます。
相手の個性を認められることでいつもより許せるようになったりするのが、8type charactersを知ることの大きな魅力だと考えています。
MiKA