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怖すぎる心理テストはやめて

心理テストはお好きですか?

 これは僕が、当サロンのオーナーと知り合って間もない頃のお話です。

 オーナーとLINE IDを交換してからは、ちょっとした業務連絡に合わせて、ニュースサイトに載っているような心理テストのURLが送られ、「どれを選んだか教えて下さい」と言われることがたびたびありました。

 例えばこういうものです。僕の答えは「2.椅子」でした。

「これは、僕の人となりを知る上での情報集めですか?」

 オーナーにそう尋ねると、

「その目的もありますね。女性は占いや心理テストが好きな人が多いですから、出題したり答えたりし合って一緒に楽しむのもお勧めですよ。」

 との返答でした。女性と一緒に楽しむ…。

「えーっと、君の答えは3番か。天然ボケ度、70%だってー。」
「えぇ~?この心理テスト当たってないよー。」
「いやいや、当たってるって。」
「当たってないって!もう、そんなこと言われるの嫌い!」
「そうじゃなくて。僕は君のそういうところも好きだって言ってんの。」
「えっ…。やだ、バカ。」

 こんな感じでいちゃつけば良いとでも?ふん、下らん。
(と当時は思っていました。)

「会えるから。」

「 もしかして、心理テストとかはお嫌いですか?」

「え、いや、嫌いというわけではないですよ決して。そうだ、心理テストといえば、『犯罪者が受ける心理テスト』ってご存知ですか?」

「えっ、知りません。どんなのですか、それ?」

「あるところに一つの家族があって、お父さんが不幸にも亡くなってしまい…。」

(「犯罪者が受ける心理テスト」について説明中)

「会えるから。」

「やだ怖い!聞かなきゃよかった!」

「こういうの、女性にお話したら食いついてきますかね?」

「 盛り上がることもあるかもしれないけど、最初は絶対やめておいた方が良いですよ!」

 「 犯罪者が受ける心理テスト」の中身が知りたい方、都市伝説の類のWebサイトを調べてみて下さい。その手のが苦手な方にはお勧めできませんので、この記事ではリンクを張りません。