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インストラクタースイッチ

テニスコーチを始めた当時、人前に出るのが嫌で嫌で仕方なくて、
保護者とも話せない自分がすごく嫌でした。

人見知りのくせになんでテニスコーチのバイトなんか始めたんだ〜〜〜〜と思っていたのですが、
そんなことばっかり言っていてはどうしようもないので
ある日突然、「インストラクタースイッチ」を実装することに致しました。

インストラクタースイッチとは、当時勤めていたスクールのコーチ室に入った途端に発動するもので、その瞬間に人見知りのもじもじりえちゃんから

明るく社交的で子供の憧れる女性第一位のあの鈴木コーチ(旧姓)に切り替わる、というものでした。

本当にただの思いつきでやってみたのですが、案外自分を洗脳できるようになり、人前にでても恥ずかしくなくなりました。

最初の頃は慣れない自分を演じているので、終わった後にドっと疲れがきてました。

しかもそのうちレッスンが終わってもスイッチが切れず、変にテンションが高いまま家に帰ることも多々あり、
コントロールするのには時間がかかったのですが、レッスンで堂々と立つための一つの対策として行なっていました。

よく、人見知りだからうまく話せない、とか学生から言われるのですが、
そんなもの、インストラクタースイッチを開発(?)した私からしたら言い訳にもならなくて、

「人見知りという原因がわかっているのなら、じゃあどうすればいいか考えたらいいやん・・・」と思っております。

このnoteを読んでいるうちのインストラクターはぎくってなってるかな。。笑

今でも初めての人とレッスンするときは心の中でスイッチを入れています。
緊張するときほど、腹くくるぞ!って気持ち込めて入れてます。

この切り替わる瞬間が、好きな瞬間でもあります😁
コーチやってるな〜って実感できるので。

この切り替えの楽しさを、今いるインストラクターにも味わってほしいなと思っています。

今日は独り言みたいになっちゃいましたϵ( 'Θ' )϶

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