次に出版予定の本について
ありがたいことに、このような状況になっても変わらず「出版」に向けて動いている。
次の本は年明けには全部原稿を書き上げていたものの、3月半ばに思い立ってカフェを急に閉めたこととコロナの影響もあり、一旦書き上げたものから加筆修正を余儀なくされている。
書くことは大好きなのでそれ自体はウェルカムなのだけど、全部読み返してその時の気持ちを「憑依させる」ような「イタコ作業」は結構な気力体力を必要とする。
おかげで本日、午前中に終えるつもりでいたのに気づいたら夕方になっていた。そしてナウ、ヘトヘトだ。
タイトルどうする?問題
編集者さんからは同時に「タイトルどうしますか?」と提案を受けている。
それ、一番大事なやつね!って思う。自分でもうっすら考え続けていたのにあまりピンと来るものが降りてこなかった。
それもそうだ。何しろ今まで書いた3冊は、何かしらの「問題解決」なのでテーマがハッキリしていた。だからタイトルもそれほど大変でもなかった。
1冊目の『料理が苦痛だ』については、企画書を送ったらすぐにタイトルが決まってしまったくらいのスピードだった。
まったくいつも編集者さんたちの「編集力」に舌を巻くばかりだ。ちなみに私はこの「編集力」が乏しい。
そして今回の編集者さんには、約2年というながーーーい月日をかけてしまっていながらも、変わらず応援してくれて寄り添ってくれることに感謝しかない。
本の内容も「これ、絶対いい本になります」と言ってもらってすっかり有頂天になっていた。そして今日改めて自分の原稿を読み返してみて思ったのは、確かにいい本だということ。
ええ、自画自賛です。
それと同時に肝心の本のタイトル・・・とまではいかないけれど、何のために書いたのか?という問いに答えが生まれた
私にとって、そして私と同じような時代を生きた人にとって「過去をおさらいして新しい未来へ動き出すための卒業文集」なのだと。
きっともう、コロナ前には戻れないから
これは悲観でもなんでもなく、どっちかっていうと「進化」なのだと思う。
私達はもうコロナ前には戻れない。そしてしばらくコロナとともに生きていくはずだ。折り合いをつけて数年間はきっとそうだ。
もうコロナ前と全く同じところには戻れない。何かの記事で「アフターコロナ」ではなう「ウィズコロナ」なのだと。確かに私もそう思う。
そんな中で、今までの当たり前や価値観ややり方などがガラッと変わるのは必至だ。その時に自分が何を思うか、何を選ぶか。今は全くわからないけれど、心平和に満足する選択をするために、今まで生きてきた自分を層ざらえして全部受け止め、感謝をして完了することが必要なんじゃないかと思った。
そのための本なのかもしれない。ちょっとおこがましいけどそんなことを思った。
何を書いているか?
未だ編集中なのだけど、書いていることは
・子育て
・鎌倉引っ越し
・仕事探し
・カフェ開業
・料理サロン運営
・鎌倉での仲間作り
特にカフェ開業と自宅サロン運営については HOW TO本にはない「リアル体験」を書き記しています。きっと何かしらの参考になると思います。失敗例も満載だから。
全体的には、女性としての生き方+個人事業主としての仕事の仕方、この両面について鎌倉に引っ越したことをきっかけとして書いています。
母・妻・一人の人間としてのそれぞれの立場で。
ということで、その本を校正中に思ったことは今日のFBに書き記してます。よかったら読んでみて下さいませ。