イカ足、卒業しました!
あの赤っ恥イラストを投稿してから早ふた月
もう投稿直後から削除したくてたまらなくて、それでもコンテストの発表が終わるまでは、と我慢していた日々が懐かしい。
発表が終わったら削除してしまおうかとすら思っていたのに、思わぬ受賞で、より多くの人の目にふれることになってしまい、すっかり見慣れて恥ずかしさが薄らいでいる始末。
そんな中、ご存知でしょうが、猫野サラさんがおえかき教室を開いてくれていますね。
私の絵は突っ込みどころ満載だったのですが、その中でサラさんがまず注目してくれたのは、風船 のようにふくらんでしまった円背の描き方。
重心を前に持っていく。それだけです。背中を書かなくても、猫背に見える不思議。
人の骨格を考えるとそうなんですけれど、教えてもらわないと思い付きもしないんですよね。
絵を描くって、観察力だと改めて感じました。
そしてこの企画のコメント欄で、欲張って質問してしまいました。
そう、あの私のイカ足をどうにかしたい。
本当は向こうからダックスに引っ張られて歩いてくるおばさまと、チラ見しつつ向こうに歩いていく私を描きたかった。
後ろ姿で歩くっていったいどうすればいいのでしょう。
サラさん、答えてくださいました。
サラさんはフリー素材などの写真を参考にしているとのことでした。そして、そのどこに注目して描くのかもさりげなく書かれています。
(詳しくは読んでくださいね)
そしてイカ足を、みごと2本足にしてくれたサラさんの絵
↓
スゴすぎる‼️
しかも視線や顔の角度の応用編つき。
更なる応用編として、構図を変えて足を描かずに表現する方法も紹介されています。もう、目から鱗。
(詳しくは読んでくださいね)
さて、イカ足と円背が改善されました。
そして、真ん中にいるおばさま。
そう、上にも書いてある通り、「本当は向こうからダックスに引っ張られて歩いてくるおばさま」を描きたかった。
実は、イカ足だけではなく、3人とも足が変なんです。ツッコミどころ多すぎて割愛しましたけど。
おじいさんも何重にもなってますが、真ん中のおばさまも微妙に膝を曲げているの分かります?骨折してませんよ。歩いているのを表現しているんですよ、これ。なのに爪先は180度外側向いて、こんな足で歩いてきたら怖いです。はっきり言って。実際やってみてください。
完全に足の動きが課題だと思っていました。だから動きがでないのではないかと。
どうしても描けずに4枚目、提出作品は少しななめの構図にしたのですが、結局ダックスに引っ張られている感じは微塵も出せませんでした。
おばさまは自分でなんとかして、あえて構図も変えずに改めて描いてみようと挑戦することにしました。
そう、私がこのコンテストに応募するときに書いたこと。
描けないものがある。
動物や人間の体。
景色や物はなんとなく、ほんとーになんとなく似せることは出来ても、動きのあるものが全く描けない。
克服しましょう。
↓
✏️
まずは素材探し
📝
真似して描く
真似って簡単にいうけど、けっこう難しいよ~
✏️
そしてそして~
出来ました😆
楽しくて色鉛筆まで出してきて塗っちゃいました。
素人の私としては、まあヨシ😁 の出来ではないかと。
足もちゃんと2本だし、亡霊もいないし。
犬たちも、吊るされたり足に座ったりしていないし。
猫顔の柴くんは、面影を残しました😆
今回の絵は、2/3が ほぼサラさんの作品なんですけれど💦 これからは動く動物や人もなんとか描けそうな気がします。なんとかね。
前回、もうイヤって泣きそうになりながら描いたのに、今回は楽しかった。しかも1枚よ。
イラストを上手に描きたい方はおえかき教室オススメです!
そして、家にいる時間が長い方は、その日のほっこりをイラストにして遊ぶのもいいかもしれませんよ。