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良い演奏なのかそうじゃないのか

こんにちは!

占いと音楽で心を整える打楽器奏者の岩崎りえです!

(キャッチフレーズ試運転中)

あなたは良い演奏してます?

「あたぼうよ!プロって名乗っている以上、良い演奏しかせんわ!」

「あー・・・そうですねえ・・・良い時もあればダメな時もありますしおすし・・・・・・」

「どうやったら良い演奏できるんですか?(涙目)」

反応は人それぞれでしょう。

そこはプロだからとかアマチュアだからとかは関係ないところです。


ちょっと思い出して欲しいんですけど

あなたは「勉強しておけば良かった」と感じたことありますか?

大人の方ならおそらく大半の方が一度は頭をよぎったことがあると思うんです。

そういうのって義務教育がとっくの昔に終わった年齢で感じる人が多いんじゃ無いでしょうか?

あ、もちろん若い方でもね。●年生の時のアレをもっとやっとけば・・・とかね。

よーーーく思い出してみてください。

「勉強しなさい」って言葉を、大人たちは一回やそこらじゃ収まらないくらい口にしてませんでしたか?

それはご両親だったり、おじいちゃんおばあちゃんだったり、先生だったり、親戚のおじさんだったりいろいろ・・・

勉強の大切さって幾度となく耳にしてきていたと思うんですよね。

でも、やらなかった。

大事なこと、真実だったにも関わらず。

そしてある年齢になって「勉強やっておけば良かった」と気づく。

あんなに言われていたのに何故やらなかったのか。そして何故言われなくなった今になって気づいたのか。

逆にいうと、そのタイミングじゃなければ気づかなかったこと。

何かに気づく時ってその内容の伝え方とか、言う人のキャラクターとかそういうのばかりに注目すべきでは無い。

タイミング。その人それぞれのタイミング。

音楽も演奏もタイミング次第で心に響く

音楽、演奏も同じようなことが言えると思うんです。

どんなに世界的な演奏家であったとしても、なんとも思わない人もいる。

「この人めちゃくちゃすごい演奏家なんだよ!」と誰かにオススメしても反応が薄かったり・・・。

逆にふらっと立ち寄ったカフェで流れたBGMに涙を流したり。

お子さんの学芸会で、ひたむきに歌う子供たちの歌声に励まされたり。

もっと言うと

あなたが「いい演奏じゃなかった・・・」と落胆したコンサートで、お客様に「あなたのソロ、とっても良かったよ!」と褒められる。

今日はめちゃくちゃ調子いい!と思ったコンサートの楽屋で「なんか今日機嫌悪かった?」って仲間に心配されたり・・・


なにが言いたいかと言うと

あなたのコンディションに関わらず、感動してくれる人はいる。

あなたの技術に関わらず、称賛してくれる人はいる。

だから極度に恐れなくてもいいんですよね。

もちろんしっかりと準備をしてステージに臨むことは大前提として。

真摯に音楽と向き合った以上は必ず得られるものがあるのだから、人の反応を伺いすぎるのはもったいないことです。

あなたのその時の演奏を求めている人が必ずいると信じて、この先も演奏し続けてください。


いつもご覧いただきありがとうございます。

りへい


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