大地震、大停電から1年後。札幌ドームでは野球を見ることができる。連敗脱出。未来へ向かって光を放て、ファイターズ。
127試合目 F×Bs 6対2 札幌ドーム
三週間ぶりに札幌ドームへ帰ってきたファイターズ。観戦弁当作成!いざ出陣!
試合は、西川遥輝の3点タイムリー、清宮幸太郎の2ランホームラン。先発杉浦6回無失点、好守備の連発などなど、いったいこないだまでの連敗連敗は、何だったの? こうできるはずのファイターズに戻っていた…。
野球って本当にわからないものだなあ。
この日のゲームは、9番中島卓也 1番西川遥輝 で作ったようなものだった。やっぱりタクハル? ハルタク? なのか。経験と覚悟が、チームをひっぱる。
外は雨だったけれど、ドームの中には、リズムを取り戻し、すっきりした風が吹いていた。
試合前に、平成30年北海道胆振東部地震復興祈念セレモニーを実施。あれから1年なのか。ものすごく遠い記憶のように感じるのは、なんでなんだろう。現実には復興どころか住むところもままならない被災者の方々がたくさんいるというのに…。日本中で地震や災害が起こり、問題は山積なのに、テレビでは隣国の悪口ばかり、オリンピックには4兆円もの費用がかかると言っている。
忘れてはいけないことはあるとわかっていても、日々の暮らしの中で、自分たちのことで精一杯なのが、多くの人々の現実なのだと思う。わたしもそうだ。
球場のセレモニー、黙祷を捧げ。地震の揺れ、怖かった瞬間、真っ暗な停電の夜、明るくても電気がない生活を、思い出した。
>「大谷翔平は、2本のホームラン、4安打の活躍」お昼ご飯を食べていたら、ラジオから聞こえてきた。翔平たん、偉いなあ。いつもこうやってわたしたちを遠くから励ましてくれて…なぜテレビが映らないのかとぼやきがらも。心が明るくなった。(翌日、肘の怪我を知らされるまでは…)
1年前のノートに、わたしは、こう書いていた。
海の向こうから光を運んでくれていた、大谷翔平。今日のファイターズの勝利にも。どこかできっとまた、その光を燈らせるだろう人たちがいる。
最下位攻防戦、裏天王山だからって何だ!
わたしたちのファイターズ。ー明日という名の未来をーまだまだずっと続けていくために、今日という日を生きよう。
ファイターズ 57勝65敗5分け 5位