プロ野球シーズン開幕どころか、存亡の危機かもしんないと妄想してしまう夜を 越えたらどっかにいけるのだろうか…。
3月から4月、4月から5月へと開幕が延期されてきたプロ野球。しかし新型コロナの猛威は止まらず、首都圏から関西、大阪、神戸、福岡と緊急事態宣言が出され、もう開幕も何もない。現状の見通しでは、最低でも3ヶ月は収束の目処は立たないそうだ。おそらく球場で観客を入れた試合の開催は、もう無理だと思う。
全試合中止か無観客試合か、抜本的に開催方法を変えて例えば感染者の少ない北海道、仙台、沖縄などの同一球場で集中的にリーグ戦をやるとか、そんな形しか思いつかない。それにしたって幸運が重なって試合ができたとしても、現状のプロ野球が維持できるのかどうか。心配になる。
試合がなければ興行収入はゼロ。グッズの販売も大幅に減る、各球場での様々なイベントや食べ物の販売などの収入もない。それだけで路頭に迷う関連会社や働く人たちの姿が浮かんで暗い気持ちになる。
何の資料があるわけじゃないですが、経営基盤が心細い球団は、意外と多いような気がする。何しろ不景気だし。何度も球団譲渡の噂が立っているヤクルトスワローズやロッテマリーンズ、そしてわたしたちの北海道日本ハムファイターズだって、危ういのではないのか。年々、お金がないんだなあって思わされ続けてるから…。
と言って。すでに現実は、野球どころではない。思っている以上に新型コロナの脅威は深刻だ。大袈裟でなく誰もが生きるか死ぬかの土壇場に追い詰められていこうとしている。(ほんとに大袈裟でなく、時が立つにつれ、経済を含め様々な事態が起こり連鎖していくはずだから。容易には元の世界には戻れないとわたしは想定してますよ…)
だがしかし、あの日本中が焼け野原になった太平洋戦争の直後ですら、プロ野球はあっという間に復活したように。原爆が落とされた広島では、苦しむ市民が自らの力を合わせて広島カープを誕生させたように。
プロ野球は、人々の生活とともにあったのだから。
最悪、球団が潰れ、リーグが消滅したとしても。どこからかまたきっと再び湧き上がってくる。日本という国が、まともに存在していれば、の話だけど。
こんな想像が、まったくの杞憂、ただの被害妄想なら。
それでいい。ほんとにそれでいいんだけどな。
トップの画像は、2年前の広島ーマツダスタジアム 楽しかったおもひで。
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