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札幌ドームで大勝のファイターズは。だから言ったじゃないのよって、そうじゃないんだけど。野球はとにかく相手があるゲームだから。
トップの写真は、リンクした日刊スポーツの記事から拝借しました。
2021 10/8 札幌ドーム F×M 9対0
前日の京セラドームであれほどうまく行かなかった攻撃が、移動してきた札幌ドームでは、こんなにうまく行っていいのかしら?つーくらい上手くいく。タイムリーは出るし、犠牲フライは4本も出るし、栗山監督のリクエストは、全て成功するし。君たちのロニーは、ホームラン打つし。
一方、相手の千葉ロッテマリーンズは、ことごとく上手くいかず、先発の岩下投手は打たれまくり、終わってみれば9失点の完封負け。優勝争いの真っ只中、激しいゲームを続ける疲れが見える。
ファイターズの快勝を見ながら、だけどあたしは、ちっとも面白くなかった。ああこれが昨日だったらなあ。いや昨日が今日だったらなあって。そんなことつぶいやいたって仕方のないことばっかりぶつぶつ言ってた。
伊藤大海と石川亮のバッテリーの時は、全然うまくいかない試合が続いているのに。なんでこういう試合に当たらないのかなあ。ちぇっ、ちくしょーめって。ファンの心とは、このように身勝手なものである。
勝負は時の運ではなく、勝敗にはちゃんと理由がある。ただどの試合にいつどのように遭遇するかは、時の巡り合わせはあると思う。なにしろ野球はどこまでも相手のあるゲームですので…。
運がいいとか〜悪いとか〜人は時々〜〜口にするけど〜〜♪(無縁坂)
って歌がありましたが、そうだとしても。まあ人は、受け入れて生きてくしかないんだろう。受け入れて、それから?どうするのかが大事なんだろう。
プロ野球を見続ける醍醐味の一つは、長いペナントレースに付き合うこと、例えば一人の選手のファンになったとして、彼の野球人生を見続けることによって、その時の流れの中で、一緒に過ごすことでもあると思う。
ペナントレースには、さまざまなことが起こる。予期せぬ出来事、想像を超えること。想像どおりで嬉しかったりがっかりしたり。選手の野球人生もまたさまざまなことが起きる。一人一人違う。短かったり長かったり、成功したり失敗したり。そこに相手チームもどんどん関わるわけだから、本当にいろんなことが起こるわけで。
その時々に遭遇するとき、わたしの心にも変化や気づきが起こる。喜怒哀楽が積み重ねられる。それは、口はばったく言えば、社会の中で、関係性の中で生きていること、それ自体だから。
贔屓の選手たちが勝てなくて、贔屓のチームが勝ってもぶつくさ言ってしまうのも、だって人間だもの。なのである。