ありはらキングダム👑国王ナイスピッチング!わらわもリベンジ! そこでわたしは、妄想してみた。賢介さんと有原くんの関わりについてを。


2019 4/14 F×M 3対1

先週の日曜日、有原ー石川亮のバッテリー。8回まで抑えるも9回表にハンコックが逆転3ランを食らって負けた。なんかチーム全体が不具合で噛み合わないままのゲームだった。

その一週間後、同じバッテリーで相手はロッテマリーンズ。チームの雰囲気は一転して落ち着いている。今日も3対1で逆転勝利。有原は7回1失点。ハンコックも9回を抑え先週のリベンジ完了。札幌ドームに戻り3連勝。うまく回転しだしたファイターズ。

良い機会だし、ここでわたしは、常々温めていた、あーりーのことを書いてみようかと思う。

有原航平。1992年生れ。早稲田大学から2014年ドラフト1位入団。2015年新人王。体は大きく所作は芒洋とし、顔つきは大人っぽく、強面とすら言うファンもいる。でも彼をルーキーの頃から随時見てきた上で言うと、見た目に反して中身は、子どもだった。

投手にはありがちとはいえ、マウンド上で感情をコントロールできないのはトップクラスというか比べる者がいないというか・・小さい子どもが思う通りにならなくて癇癪おこすみたいな感じ。前吉井コーチもショートの中島卓也も「有原はカッカしたら何も聞いてない」と証言している。

で、ピンチになると何にも見えなくなり、なぜか真ん中に球を投げ続けるという非常に特徴的な癖があった(大抵はピンチに舞い上がった投手は、ストライクが入らなくなるでしょ)

不得意な内角に投げるとか技術的なことは練習やコーチングで克服できたとしても、もともとの性格や人間的な成長は予測ができない。

あーりーは、30歳まで待たなければならないかもなあ。

誠に失礼なんですが。わたしは、勝手にそんなことまで思っていた。今25歳だけど実質中身は18歳くらいだし? 30歳になったら中身は25歳でちょうどいいんじゃない。でもあーりーは、45歳(実質35歳)までやれるはずだからいいんじゃねーの?みたいな。

ほんとに甚だ失礼なんですけどね。でも、そんな失敬なわたしを今年27歳のあーりーは見事に裏切ってくれている。相当な我慢のできる大人になりました。パーソナルキャッチャーが年下の石川亮なのも、お兄さんであることを自覚できていいのかもしれない。

そしてベンチには、ファンの一部で「じいや」と呼ばれている田中賢介が待ち構えている。賢介は、なぜかしら去年あたりから本当に若様のおつきの爺やのごとく有原殿下(国王だったり殿下だったり適当ですいません)のお側にいて、何くれなく面倒を見ているのである。登板時は常に(本当に常に)ベンチの奥で殿下のお隣に座り、ニコニコとお話しを伺っているのである。

是非とも取材陣には、その件について詳しく取材して頂きたいものであるのだが、不肖北海道日本ハムファイターズウオッチャーたる、このわたくしの見解ーちうか想像では、賢介さんは有原くんの集中力をむしろ削ぐために存在するのではないか。

能力が高いがゆえに、小さい子どものように我を忘れて自己の世界に没頭してしまう。周りが見えなくなり、マウンドで打たれてしまえば頭から湯気が立ち上る。そういう状態になりきってしまわないように、視界の中に常にいて話かけ、聞いてあげる。つまり気を散らせるのだ。

他の選手ではダメだ。遥かに年上のベテランの、たとえ国王であろうとも決して逆らえないレベルの賢介さんでなければ、この役はできない。(子どもの教育に熱心なパパでもありますので)

今日も鈴木大地にホームランを打たれ1失点した後、あーりーはカッカしていた。すかさず木田コーチもマウンドに行き間を取った。去年までならそれでも噴火は収まらず後続に打たれていたはずだ。

でもそうはならなかった。後続を断ち試合の流れを変え、彼はベンチに堂々と下がっていく。そこで必ず賢介さんは待っていてくれる。そんな安心感が、不安な子どもを助けている。

あくまで想像です😊

           ファイターズ 7勝6敗2分け

4/21の登板で3勝目を上げた有原投手について。中島くんの発言に注目記事が! 大人になったんですね。国王様!😊













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