「チヒロ、一緒にやろう。」監督の気持ち。絶対にチヒロを取りに行って欲しかった。わたしの気持ち。見事に合致していたのね!(関係ありません)
今日の報知新聞の記事。あまりにも素晴らしいので、そのまま載せちゃう!金子チヒロとファイターズの物語は、始まったばかり。
>うれしい気持ちと、複雑な気持ちと…。僕に勝ちをつけてくれたチームメートや、栗山監督には感謝の気持ちでいっぱいだ。日本ハムの一員になれて良かったと、心から思っている。
昨年オフにオリックスを自由契約になった。後悔しないように頑張ってきたつもりだが、年齢も35歳。現役生活も長くないだろう僕に「優勝するために必要だ」と声をかけてくれたのが日本ハムだった。移籍というものに不安があったのも事実。ある時、栗山監督から電話を頂いた。
「チヒロがどこでプレーしたいとかは、とりあえずいい。俺はチヒロと一緒にやりたい。一緒にやろう」。今思い返しても、心に響いてくる言葉だ。あまりに突然のことだったし、ほとんど話したこともなかった。「チヒロ」と名前で呼ばれたことにまず、驚いた。
後日、家族も一緒に食事をさせていただいた。僕の気持ちは固まっていたのかもしれない。「先発にこだわりはないので、どこでも使ってください」と本心を伝えた。監督は驚いたような表情をしていた。顔を合わせてまた「チヒロと一緒にやりたいんだ」と言ってもらった。胸にスーッと入ってくる感覚があった。その日の別れ際も、すごく近い距離で「来てくれてありがとうな」って…。イメージしていた以上に、熱い監督なんだと実感した。(中略)
先発とリリーフ。どっちをやりたいかと聞かれればリリーフと答える。もともと、先発を希望したことは一度もない。理想は1995年の平井さん(※1)。15勝27セーブなんて、今では考えられない。敗戦処理という言葉は好きではないけど、勢いがついた相手を抑えて流れを引き戻す仕事も絶対に必要。オープナー(※2)もそうだし、チームに求められるならどんな仕事でもやる覚悟だ。自分を評価してほしいとは思わないけど、そういう投手の評価を自分がつくっていければ、という思いもある。
対戦相手になったオリックスにも感謝の思いしかない。右肘に不安があった僕を自由枠で獲ってくれたこと、1軍で使ってくれたこと、ここまで育ててくれたこと。14年のオフに残留を決めた(※3)理由は、このチームを敵にして投げる姿が想像できなかったから。今回の移籍についても「何でこうしてくれなかったの?」とか、そんな気持ちは全くない。オリックスでなければ、今の自分はないと本当に思っている。
一番の心残りは、一度も優勝できなかったこと。だから最近は、自分の成績よりも優勝への思いが強い。日本ハムは3年前に優勝しているけど、僕にとっては人生初優勝。お酒は飲めないから、ビールかけは炭酸水がいいかな…。今年でプロ15年目だが、気持ちはルーキーと同じ。最大の目標を達成するために、1軍で投げ続けることだけを考えている。(日本ハム投手)<(後略)
いや〜素晴らしい。ちーちゃんもよく話してくれてるし。構成した記者さんはプロの仕事してまっせ!☺️栗山監督最高じゃん!
ここだけの話。栗山英樹監督は、本物の野球オタクで野球の鬼なんですが、そこまでなら割と珍しくないと思うんですが、彼の場合、突拍子もなくミーハー乙女だっていう最大の特徴があるんですよね。
正直言って、ファイターズが好きだからといって栗山さんの全てが好きなわけでもなく、批判的に見る部分ももちろんあるんですが、おそらくはプロ野球通と自認するようなファンや玄人の野球人からは不当に低評価され、言うたらバカにされている最大の要因は、このミーハー性なんだろうと想像できるんです。
でもね。そうですよ。わたくしは、誰が何と言おうとも、そこを最大限に評価します。栗山英樹の一番いいところは、大好きな選手を大好きだああ❤️と思い切り、何の迷いもなく、一心不乱に表現できるところ!
その純真無垢な(と言っておく)魂が失われない限り。わたしは栗山英樹を支持し続ける。そう宣言させていただきます。
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