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Twitterやめたら君が行方不明になりました。

わたしはTwitterをみなくなりました。
すると世界から置いてけぼりにされるどころか、きみのことまで見失っちゃって。

世界はTwitterの中だけにあるようで。
いくら本を読んでも、ニュースを観ても、街へでかけたって、きみと少しも交わらなくて。
さみしい人生を送っています。

メールだって無視されちゃうし、飲みに行こうね。って言ってくれた冬は終わって、待つ季節も変わって、もう夏が目の前です。
きみが何していたのかを教えてくれるTwitterだけが、わたしの味方だったのかも。

世界が今日もどうなっているのかを私は知らない。
もしかしてさ、Twitterをずっと観てなきゃミサイル飛んできても分からないかもねっ。
ニュースの速報と、どこかの誰かがツイートすること。世界を速く駆け巡るのはどっちかな。

いや、そんな事を言いたいのではなくて
今日なにしてた?って君にメールしたいのにさ
わたしの勇気が出る前に、君は今日のことをつぶやいちゃうでしょう?
おやすみ。って送る前に、また、私の勇気よりも速くつぶやいちゃうでしょう?
少し、待ってはもらえないかな。君がツイートするよりもはやく、勇気を出そうと頑張ってはいるのだけれども

きみとメールしたいんだけど…。

インターネット世界でだけ、きみに会える。

こっちの世界では会えなくなってしまったよね。

私の勇気よりもはやく、きみの情報がインターネット世界を泳いで。
わたしは一生懸命よむことしかできなくて。

Twitterなんてなくなっちゃえばいいなあ。
そしたら、きみにメールする口実たくさんできるのに。
いちいち細かく書いてくれなくていいんだよ、そんなの。私にだけ教えてほしい。

インターネットがきらいです。
インターネット世界があるせいで、私はひとりぼっちで今日を生きています。

みんながのめりこんじゃって。

もういいじゃん。会わなくなって。Twitterみれば何でもわかるんだからさ。

そうじゃないじゃん、そんなつまんない世界わたしは望んでないんだよ。

きみと話したいし、きみの笑ってるところ見たいし、きみが酔っちゃってるところみたいし、手も繋いじゃったりしたいし。

今はさ、きみの熱なんか1度も感じはしなくて
ただただきみの情報を探すためにインターネット世界を泳ぐスマホからの熱しか感じなくて。

きみの声、なんか、忘れちゃった気がします。

さみしい人生よね。ここ。

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