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私がこれを好きな理由100本ノック 1/100 「読書」
こんばんは。りえるです。
noteを始めたはよいもののネタがない!
そこで、毎週聴いているpodcast「OVER THE SUN」でかつてあったお便りテーマ「私がこれを好きな理由」、このテーマで100本ノックしたいと思います。できるかな、頑張るぞ!
私がこれを好きな理由 1/100
「読書」
私は読書が好きです。幼い頃から、両親が週末に図書館に連れて行ってくれ、自然と様々な本を読んできました。途中、学生時代など読書から離れた時期もありますが、今も好きでよく本を読んでいます。
なぜ自分は読書が好きか、最近まで考えたことがなかったのですが、自分のペースで没頭できるところ、自分の手の届く世界の外まで知れる、想像する楽しさがあるところかな、と思っています。
まず、自分のペースで没頭できるところ。本を読むことはとても能動的な行為です。自分から読まない限りページは進みません。一方、映画やドラマ、音声コンテンツなどは私が積極的に視聴していなくてもどんどん流れていきます。集中力のない私は視聴中ついついスマホに手が伸びたり、別のことを考えてしまったり、本を開いてしまったり……という状況になってしまいます。もちろん一時停止をしても良いのですが、すでに脳が他のことに支配されている状況で、あまりそこまでする気にはなれません。集中力のない私は、自分のペースで没頭できる本と相性がいいと思っています。そのように他の誘惑を脇に置いて熱中できるため、読み終わった時の達成感が大きかったり、読んでいる最中は他のことを忘れて軽い瞑想状態のようになれて幸福感が高いです。自分にとって本を読むことは瞑想をするようなことだなあ、と常々思っています。(生まれてこのかたうまく瞑想ができた試しはありませんが。)また、これはなぜかわかりませんが、たまに熱中して本を読んでいる間、パンをたくさん食べているような感覚になることがあります。
次に、自分の手の届く世界の外まで知れる、想像する楽しさがあるところです。本を読んでいると、本当にたくさんの人や、国や、事件に出会います。挿絵のある本も中にはありますが、大人向けの大抵の本は文字だけで全てを表現しており、私がその文章を読み、装丁を眺めていると、徐々に頭の中で物語が像を結び始めます。行ったことのない場所、会ったことのない人に思いを馳せながら、旅するように頭の中に絵を描いていきます。一冊読み終える頃には、旅を終え、読む前の自分とは違う自分になっているようなとても充実した、幸せな感覚になります。
いつも現実逃避ばかりしていては良くありませんが、私は読書を通じて育まれた想像力や遠い世界にいつでも思いを馳せられる力にとても助けられています。つまらない街並みを眺めていても妄想が尽きず、退屈することはありません。
これからも、好きな読書をいつまでも自分のペースで楽しんでいけたらな、と思っています。
好きなことについて書くのは、これじゃない感が一行ごとに襲ってきて、きっと嫌いなことについて書くより難しいんだろうなあ、と思いました。もっと好きだけど言葉にするのは難しい!なぜ好きか、とかあまり考えたりしないですからね。1つ目の理由は他の媒体と比べたり私の特性から考えて、2つ目は何を求めて読み続けているんだろう、と考えた際の暫定的な答えでした。読書のおかげで(せいで)嫌なことや自分が社会的にうまく振る舞えず自己嫌悪にやられそうなことがあっても、ひと昔前に流行った「Meanwhile…」ミームよろしく火星や地球の裏側やサバンナやおっさんや石器時代や2500年に意識を飛ばして心を守っています。
今回は「読書」に限りましたが「本屋」、「読書会」そして「本」など読書にまつわることで他にも好きなことはたくさんあるのでまた次回以降広げていけたらな、と思っています!