過ぎたるは、及ばざるが如し
この言葉が、わりと好きだ
「過ぎたるは、及ばざるが如し」
今、停止のなか ことさらに感じる
乱暴な言い方で不快に思われる人もいるだろうが
経済も 学業も 娯楽も ・・・生活に欠かせない大事なことであるのはわかっているが、本当に大切なのはそんなことなのだろうか?と思う
今こそ、戻るべき! どの時点に戻ればいいのかはわからないが・・・
スローライフに立ち返るべき! 時のような気がしてならない
物があふれ たくさんの無駄が発生し、どこもここも混雑し
忙しく息つく暇もないほど走り続け
一つ一つをないがしろにしなければ次へいけないような
人が生きていくってどういうことなんだろう
着物を解いていると、日本人がどう生活してきたかを感じる
時に ミシン縫いのものがあるが、手縫い
手縫いは解きやすい
38㎝ほどの反物をほとんど余すことなく裁断し、着る人のサイズに合わせて縫い込む
次に着る人のことが考えられているのだろう
解いて サイズを直し次の人が着る、洗って仕立て直す
襟が汚れたら、おくみ部分と取り換える
色んな工夫がみられる
着物は 着る準備に、着ることに時間を要す
その時間が持てなくなっていた
時間がとまった今、”前に進む”ということは”立ち返る”ことなのでは?
何事も程よい感 「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
「スローライフ」に戻れたら ステキだろうなぁ