さみしがりやのテディ
あるところに さみしがりやのテディベアがいました。
テディは いつもひとり。 さみしがっていました。
「ぼくには おともだちがいないの」
テディは とてもふわふわしたぬいぐるみです。
「ぼく さみしいんだ。おともだちがほしいけど ぼくのこと すきになってくれるかわからない。だから とてもこわいな」
テディは とてもとても ふあんでした。
あるひ あたらしく うさぎのぬいぐるみが やってきました。
「うさぎさん こんにちは。 ぼくはテディだよ」
「テディベアさん こんにちは。うさこです。なかよくしてね」
テディは「そうか。なかよくしてねって いえばいいんだ」と思いました。
「うん。ぼくとも なかよくしてね」
うさぎのうさこさんは げんきいっぱい。テディとうさこさんは まいにちあそびました。
あるひ パンダのぬいぐるみが やってきました。
「こんにちは パンダさん。ぼくはテディ。なかよくしてね」
「こんにちは テディベアさん。ぼくはパンダ。なかよくしてね」
「わたしは うさこ。なかよくしてね」
テディは おともだちができて もう ふあんじゃなくなりました。
テディは おともだちができて とてもとても よろこびましたとさ。
みんな テディと なかよくしてね。
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