埼玉県CEOチャレンジ1期生 学生起業家候補の質問に答える
2024年に始まった埼玉県の伴走型学生起業家育成プログラム、CEOチャレンジが現在進行しています。
集合型の講座と、2回のピッチ、ビジネスモデル検証費用とメンタリングが支給される贅沢なプログラムに、セレクションに合格した約30名の学生さんが熱心に取り組んでおられます。
その参加者のうちのお一人から質問をいただきました。
せっかくなので今日はnoteで答えてみようと思います。
集合型講座の中で、わたしがこういうことを言ったんですね。
この中段の、経営者は社員に嫌われることもある、嫌なことを言わないといけないこともある、仲良しクラブではないという話を受けての質問でしょうか。それに、今ピッチに向けて、ビジネスプラン書いててチームでいろいろあるのかな。
わたしも人間ですから、嫌われるより好かれたいです。
でも、人、特に従業員に好かれるための行動・意思決定と、経営者としての行動・意思決定は違います。
社長になると決めた時に、それは腹を括らないといけない。
社長じゃなくても、仕事をするということは、会社のお金を預かる立場になるわけですから、上記の覚悟が必要なのではないでしょうか。
会社は仲良しクラブじゃありません。時に利害が対立する時もあります。
そんな時、どう乗り切るか。
いつも乗り切れなくて、悩んでます〜!!
人間性を嫌いになること、あります。
距離を置いたこと、あります。
でも縁がある人とはまた、ご一緒するから不思議です。
ちょっと冷却期間を置くというのが良いというのがいいですよ。
「わたしあの時どうかしてたわ」ってことありますから。
最近も10年前に大ケンカして音信不通だった(というか向こうが激怒してきた)
起業家と再会しました。
もう何の件で怒られていたのか覚えてもない。
一晩に100件ライン送られて怖かったんだけどな!
こういう人とわたしは合わない、という指針を持っておくのもいいですね。
わたしは
・嫉妬心の強い人
・「ずるい」が口をついて出る人
はダメだと経験的に学びましたので、こういう方と出会った時は避けるようにしてます。
スタートアップは人の出入りがあって普通。それでいいと思うし、合わない人と働く必要ないですよ。
2019年、インドのスタートアップ・インキュベーション施設に見学に行った時、3ヶ月でチームを組み替えてました。
今の時代、それぐらいのスピード感で行ってもいいのかもですね。