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ダンスカンパニー「DAZZLE」の最新作を観に。
https://dazzle-tokyo.com/
 
今回は、
イマーシブエクスペリエンス​​
「Anemoia Tokyo(アネモイア トウキョウ)」
 
イマーシブシアターとは、
観客が実際に物語の中に入り込む体験型。
会場のすべてがパフォーマンス空間となり、
舞台と客席の境を持たない表現形式です。
「DAZZLE」は日本におけるイマーシブシアターの先駆者的存在。
 
舞台を客席から観るスタイルと違い、
演者の方が左右前後に行き交う中での鑑賞は
常に興奮状態。
美しいダンスシーンも間近で見ることが出来、
時には動きから生み出される風まで感じることが出来、
観ている此方側も心地よい緊張感を感じます。
 
更に今回は、
国内外で活動する複数のアーティストとコラボレーション。
アート鑑賞という新たな体験も加わり、見応え十分。
 
今回のストーリーは、
東京駅の近くにある、もう一つ秘密の駅。
行き先は生と死の狭間、神隠しの世界。
 
楽しみすぎて、
事前に舞台内容を熟読。
“アートに疎く、おしゃれセンス皆無の私に理解できるだろうか?”
と、少し緊張の面持ちでいざ鑑賞へ。
 
展示作品は、
メディアアートを現代的な表現活動として幅広く解釈し、
トレンドに流されない普遍性をテーマの一端に持ちながら
作家独自の視点で表現されたもの。
公演開始前には、
様々なアート鑑賞を楽しめます。
知識のない私でも、
美しい作品に対して純粋に感動できました。
 
そしていよいよ上演。
気になる登場人物を決め、
追いかけながらの鑑賞。
誰を追いかけるかによって、
自分だけのストーリーが楽しめるのも
イマーシブシアターの魅力。
 
眼の前で繰り広げられる、
言葉のない身体芸術のみで表現されるストーリーに、
自分なりの解釈が加わり、
いつの間にか感情移入し引き込まれていました。
 
今回の公演も圧巻で、
今なお余韻に浸っています。
誰を追いかけるかによって
全く違う解釈ができるこの公演。
どうしても諦めきれず、
来月もう一度観に行くことにしました。
 
イマーシブシアターを未だ体験したことのない方に、
ぜひこの機会に一度体験していただきたいです。
https://anemoia.tokyo/
 

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サン・ティトル代表 猪越理恵 / 業界歴30年の美容スペシャリスト
美容スペシャリスト猪越理恵は美容業界歴29年、コーチ歴19年のキャリアを生かし、サン・ティトル株式会社を設立。大手化粧品会社や美容機器メーカーのコンサル・商品開発・メソッド開発・人材育成等を支援しています。 https://www.rie-inokoshi.com/