ラッキー家族、爆速で家を買う~アンチ戸建が決めたワケ~/その3
その1の中に書きましたが、私は引越しが好きです。
引越しの中でも、もっと具体的に言うと、荷造りと荷解きが好きです。
先日家に遊びに来てくれた友人にそれを言ったところ、「荷造りと荷解きが好きな人に初めて会ったw」(語尾にw、普段はあまり使わない方ですが、友人の言い方だと明らかに語尾にwが付いていました)と言われました。
そんなに珍しいでしょうか…。
今住んでいるアパートに引越してきたのは2018年5月。
どんぐりが生後4ヶ月になる直前でした。
当日は、引越業者には頼まず、トラックと、夫のお母さん、妹さん家族に手伝いをお願いしました。
私はどんぐりのお世話をするため、当日はほぼ戦力にならないだろうと思い、事前準備を頑張りました。
育休中でしたから、平日昼間、授乳やオムツ替え、家事の合間に、荷造りや不用品の処分をしていきました。
使用頻度の低いものから、地道に梱包していく作業。
最高にワクワクしました。
今後本当に欲しいものを選ぶ。
安全に運びやすいように工夫して詰める。
引越す前までは、元々夫が一人暮らししていたアパートに、私も転がり込んでそのまま結婚した感じだったので、一人暮らし二人分の荷物が合わさって、必要以上にダブっている物がたくさんありました。
気になってはいましたが、なかなか捨てるきっかけがなく、多すぎる食器、多すぎる調理器具などが、少ないスペースにひしめき合っていました。
引越しを機に、えいやー!と物を減らしました。なんとも快感でした。
子どもができたこともあり、広い部屋に引越したのに、物は減らしたので、住空間に余裕が生まれ、掃除もしやすくなりました。
引越し後の荷解きも、それはそれは楽しみました。
動線を考えて、大物家具・家電を配置し、使用頻度ごとに物を入れていく作業。
授乳・オムツ替え・授乳・オムツ替えばかりの日々に、眩しいほどのクリエイティビティー。
中身が空になったダンボール箱を畳むたびに、達成感が得られました。
荷造りと荷解き、楽しすぎる!
必要なものの選別、楽しすぎる!
どんぐりは多指症で生まれたため、手術をしたり、食物アレルギーがあったため、負荷試験をしたり、鼠径ヘルニアになったためまたまた手術をしたりで、これまで5回、付き添い入院したのですが、入院のための荷造り・荷解きだけは楽しめました。
その前に。
初めて実家を出て一人暮らしするときも。
就職のための引越しも。
役所関係の手続きや、口座、免許証の名義変更、郵便転送手続き、などなどは面倒だなと思ってしまいますが、引越し、旅行、入院、とにかく荷造りと荷解きは、やけに好きです。
好きである状態が自分にとっては標準だったため、そんなに楽しめない人(夫や前述の友人含む)もいることに最近まで気がついていませんでした。
まあ、だからと言って、引越し作業がしたいために、家を買うわけではないのです。
今住んでいる部屋も、広さや住み心地としては十分です。
そもそもこの部屋に越してきたとき、どんぐりが大きくなるまで、少なくとも10年くらいはここに住み続けるだろうな、という想像をしていました。
いずれは、奥の部屋を子ども部屋にして、今みんなで寝ている和室は夫婦で使おう、なんていうことも話していたのです。
それが、引越してきて4年にも満たないある日突然、また引っ越そう、しかも別の賃貸アパートへではなく、家を買おうという意欲が湧いてしまいました。
まだ引っ張るのかいと我ながら思いますが、今日のところはこの辺で。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。