解離性同一性障害という苦悩。/それは幼きあの子を唯一守る方法だったんだ。わたしの中の悪い私、どうか今だけは出てこないで。/DNAマトリクス診断受けてみた。
解離性同一性障害という苦悩。
それは幼きあの子を唯一守る方法だったんだ。
本当は、いつも必死なんだ。
でも、多くの人は、それに気づかずに、
通り過ぎるだけ。
幼い頃に十分に安心できる環境で育てなかった私は、
人の目が怖くて、自分の怒りを抑え、
「その自分」が出てこないように自分を堪えてきた。
その症状が分かってからは、人を避け、
深い人間関係を築くことはなかった。
本当の過去を話すこともなかったというよりは、
正確に言えば、
過去の記憶もきっと自分の中のもう一人の自分が消してしまっているから・・・
今まで一生懸命に封じ込めていた。
私の中のわたしが、必死に守ってくれていたもの。
その封じられている部屋を開けることは、
きっと自分を崩壊させてしまう。
生まれる家を自分で選ぶことはできない。
幼い頃に「こんな両親の元に生まれたくなかった。」と
いつも思っていた。
そんな自分を守るために・・・解離していたのかもしれない。
わたしの中の悪い私、どうか今だけは出てこないで。
では私の中、わたしとどう付き合っていけば良いか。
1⃣善良で客観性を保った人格と対話をしていく。
「こういう状況の時に、あの人格は出てきやすいよね。」
「こういう人と話している時になると、なんか不思議とあの人格が出てくるんだよね。そういう時どうする❔」
「その場を離れる。」
「こういう感じの人とは、一定の距離を置く。」
「”この人は、そういう人”という認識を人格共通のファイルに入れておき、
心構えをしておく。」
など対応方法を話しておく
2⃣リアル世界で苦手な人に直面した時、出てきて欲しくない人格が出てきそう。そんな時に他の人格が助けてくれることがある。
「じゃあ、この人は、私が対応するわ。」
「この人、苦手なんだよね。交代よろしく。」
という感じに
3⃣出来れば、出てきて欲しくない人格。でも正論主義や攻撃性の高い人格を抑え込んで、無い存在として扱ってしまうと、反発が起きる。
将来的には、上手く統合していけるのが良いけど、
まずは正論主義や攻撃性の高い人格の声も聴いてみよう。
「あの時は苦しかったね。」
「本当に大変だったね。でも頑張ったね。辛かったね。」
決して一方的に責めるのでなく、
「今まで自分を必死で守ってきてくれたんだね。
傷ついて、犠牲になって辛かったね。」
そう声をかけると
「うん。本当に辛かった。」
「いつも私ばかり傷ついて、犠牲になってきた。」
「傷つく自分を守るために、色々なわたしの助けを借りて、支え合ってきた。」
だから
「もうこれ以上、傷つくことが怖い。」
「そういう人にも会いたくないし、そういう場所にも行きたくないんだ。」
そんな魂の叫びを聞いてあげることが大切。
「自分を守るために、いつもありがとう。でも今まで辛かったね。」
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