アーユルヴェーダと量子力学
アーユルヴェーダと量子力学
こんにちはRIEです。
今日は、ちょっと濃い内容です。アーユルヴェーダと量子力学はずっと話してみたかったけど、頭で感覚的にわかる気がするけど、言葉で説明できないレベルだったんです。でもアーユルヴェーダの基礎概念を勉強して、前よりちょっと言葉にできる気がするので、今回書くことにしました。
アーユルヴェーダと量子力学?
この二つの関係は、アーユルヴェーダを勉強し始めた2年前くらいから知ってたんです。マハリシアーユルヴェーダの蓮村誠さんの「ファンタスティック アーユルヴェーダ」を読んだときに、序盤で量子力学について触れているんです。アーユルヴェーダの歴史は古いけど、アーユルヴェーダが持つ概念は、最新の物理学で証明されてきていると。
しかも、そのタイミングで、量子力学に詳しい知り合いから量子力学の話を聞いたり、本を読んだりして量子力学についてもちょっと勉強していたところだったので、2つが繋がったんですよね。
でも、量子力学がややこしすぎて、本を読んでもちゃんと理解はできないんですけど、なんとなく言いたいことがわかる、気がするレベルです。
まずはアーユルヴェーダから
アーユルヴェーダの、体を理解する概念(西洋医学的なところで言うと、解剖生理学)を勉強したんですけど、目に見えない部分を示すことが大きくしめてる気がします。
例えば環境から受ける人体への影響とか、それに適応する私たちの体とか、感覚器(目、鼻、口、耳、皮膚)、感覚を受け取るマインドの部分、消化・代謝・神経系の情報の伝達とか、細胞間の細かいやりとりとか。そう言うのって、体が勝手に自然にやってるんですけど、それぞれかなり細かい動きをしてますよね。ちゃんと生命維持ができるように。
これって、当たり前のようですごいことです。
人の体って、小さい単位で言えば細胞でできてるんですけど、もっともっと小さくしていけば、分子、原子、素粒子って小さくなっていくんですよね。素粒子はもう目に見えないレベルの、揺らぎとか振動、エネルギーの場って表現されます。
アーユルヴェーダでは体を構成する要素って5つの要素からなるといるとされているんです。 触れることができる状態(プルトイ)、液体の状態(アープ)、熱を持った状態(テージャ)、電気を帯びた状態(ヴァーユ)、振動(アーカーシャ)など。人間の体、目に見えない体の作用や精神の部分もこれらの5つの要素が組み合わさって構成されているとしています。
アーユルヴェーダは5000年前に、すでにもう、生命活動のあるものを構成する要素として、目に見えたり触れる部分だけではなくて、電気的な存在と振動や空間的な見えない部分の概念を持ってるんです。
西洋医学でも、心臓の電気信号や神経系の電気刺激っていうのはあるんですけど、振動や空間の部分は触れることはないかも。
量子力学では
量子力学の物理学者が言うには、素粒子とかそのエネルギーの場の揺らぎは5パターンに分類されると言っているそうです。
これがアーユルヴェーダの5つの要素と繋がるんです!!!
すごい!
ちなみに、量子力学についてうまく説明できる気はしないんですけど、有名なのは2重スリット実験。私よりわかりやすく書いたページやYouTubeが存在するので、詳しく知りたい方はそちらを見てください。
めっちゃ簡単に言うと、素粒子をバンバン打つ機械があって、2重のスリットを通り抜けて向こう側の壁に素粒子がどんなふうにぶつかるかを観察する実験があるんです。人間が、実験をみてる時は、素粒子の跡は2重スリットの形になってるんです。でも見てない時、ちょっと散らばるんですって。このことから言えるのは素粒子は知性があるというか、人が見てる時と見てない時で違う動きするんですよね。人の意識によって変化するものでもあり、素粒子自体が知性やエネルギーをもっている。。。?
アーユルヴェーダと照らし合わせて
人体の話に戻すと、体っていろんな外部からの影響を受けるし、体内で起きていることとも、うまくバランスとっててある程度、勝手に整えてくれてる。これって、それぞれの持つ知性がうまく作用し合って体を機能させてることになりませんか。
アーユルベーダの目的の一つは病気を予防し健康な体、幸せな状態になること。5つの要素、それらからなる3つのドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパ)を整えて、バランスの取れた状態にすることなんです。
素粒子は常に振動しているもの、揺らいでいるものであるから、私たちの体も含めて世に存在しているものは常に変化しているとも言えるんです。一定じゃない、とも!一部分を説明すると、アーユルヴェーダではそれぞれ個人が持つ体質(3つのドーシャの組み合わせ)も、常に一定ではなくて変化しているとしています。
だんだん、今までの西洋医学的な解剖生理から考える体と、イメージが変わってきませんか?
ちなみに、アーユルヴェーダでは、体の機能的な部分に加えて、に見えないマインドとかアスマとか、精神の質を高めていく哲学的な部分も医療の中に入ってるんですよね。自分の体質を知って、いかに整えるか。それは体も精神も含めて。
アーユルヴェーダの最終目的は哲学的な部分で「悟り」の状態。こうなってくると、宇宙的な話にもなっていきます。これ全てに5つの要素や量子力学なんかも関連しているのです。。。
ほんますごい。
アーユルヴェーダは古いけど、その古くからある概念は今、科学的に証明されてきている、かなり興味深いところです。
今日の話はあくまで、いま私が理解できる範囲の話なので、まだまだ浅い理解でしかありませんが、アーユルヴェーダの興味深い部分なのでnoteに書きました。
長くなりましたが、今日はアーユルヴェーダと量子力学の話でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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