インド滞在記-シヴァナンダヨガアシュラム編
こんにちは。
あーゆるNurseのRieです。
この記事は2023年1月13日〜18日まで滞在したアシュラムでの暮らしを書いています。めっちゃ長い記事になってまいます。
ラジオでもお話ししていますので、そちらもどうぞ!
#Standfm #podcast
マラハシュートラ州の、アンボリのアシュラムへ滞在
今回滞在しているのは,シヴァナンダヨガのアシュラムのアンボリにあるVADAYA PEETHAM アシュラムです。
ケララのニーヤダムにある大きなアシュラムの姉妹アシュラムのようなところです。ここの大きなアシュラムの偉い人が,こっちでもアシュラムを作ったそうです。(ヨガの専門用語が覚えられなくて表現が曖昧ですが)
場所
ゴア空港から車で3時間。
空港に到着したのがAM2時半ごろです。待ち合わせをしていたかよこさん(アーユルヴェーダの先生)と、その友人エローディさんと無事集合。
(早朝のゴア空港、周辺には両替はありませんでした。大きな空港はレートがとにかく悪くて、街中で両替の必要があります…)
予約していたタクシーで3時間のドライブです。途中、立ち寄ったチャイ屋さんのチャイすごく美味しかった。
朝一番の南インドの街並みは立派な椰子の木と霧が特徴的でした。水辺が多い南インド。日中はカラッと晴れているけど、朝と夜は、ひんやり。日の出と朝靄がすごく幻想的でした。
約2日間のフライトで寝不足だったので、車の中で1時間ほどうたた寝。目が覚めた頃には山道です。車線関係なく、クラクションを鳴らしながら走る車。インドのドライブはこれが普通みたいです。人や犬を轢かないように、アクセルとブレーキの繰り返し!マリオカートかよ、と思います。
VADAYA PEETHAM アシュラム
標高が高い場所にあって、静かで空気も良いです。
毎日、爽やかな風が吹いています♪
リトリートコース滞在
今回、私はヨガリトリートのコースで滞在しています。
ヨガはまだまだ初心者。普段はオンラインコミュニティでオンラインでクラスを受けています。そのため、対面でクラスをしてもらうこと、インドでヨガの文化に触れることがとても特別です。すごく居心地が良くて、アシュラムでヨガに触れる、学ぶことがとても楽しい!!!
これならRYTコースで滞在するのもいいんじゃないかって思ってます。(その前に英語力、どうにかしないといけない)
今回は、ちょうど1月15日からTTCコースが始まるタイミングでした。特別なタイミングに居合わせていて、すごくいい時間を過ごしています。
TTCコースは日本語通訳がつくこともあるようですが、今回は通訳はいません。さまざまな国の人が集まっているけど、割と少人数なので、リトリートの私も結構ちゃんとみて貰えてありがたい。TTCのメンバーが5人、私たちリトリート3人という感じです。みんな違う国から来ていて、めっちゃグローバル。スタッフの人たちもみんな気さくで、みんな優しくて、すごく楽しい。
お部屋
個室と二人部屋、四人部屋が選べます。今回は私は二人部屋を1人で使っていて、一泊3500ルピー(6500円くらい)。食事付きです。
コンクリート、タイル、南インドの赤土の粘土でできたお部屋はカラッとしています。テラコッタカラーの壁と、植物の緑の色合いがたまりません。綺麗。
水回りはTHEインド。トイレはシャワー付き、ペーパーはないので使わないで過ごしています。慣れてくると簡単で清潔。パンツは100%濡れるので、水着か乾きやすい素材の下着をお勧めします。インドカラッとしてるからすぐ乾きますよ。
お風呂はお湯が出るまで15分待ちます。天井にあるタンクの容量はバケツ1.5杯くらい。使い切ると再びお湯が温まるまで待たないといけないので、なんとか1.5杯で済まします。
今回持参した石鹸類は全部固形。エコストアのシャンプーバー、コンディショナーバー、泡切れも良いし、髪もいい感じです。固形シャンプーは持ち運びにも適しているし、使い心地も良いのでバッチリです。
あともう一つは、石垣島のカーリー商会の石けん。これで顔身体、洗濯物も洗っています。
ベッドは薄めのシングルサイズで固め、毛布一枚が支給されます。ちょっと寒いので夜は服を着込んで寝ます。
夜は野生動物の時間。天井や壁の中をいろんな動物が走っています。蛇が出ることもあるので戸締りはしっかり!
豊富な植物 アシュラムの敷地内には食べられる植物がいっぱい!アーユルヴェーダハーブがたくさんあって感動しました。めっちゃ大きいカレーリーフの木があったり、たくさんのハイビスカスがあったり、バナナが育っていたり、感動です。クリシュナトゥルシーもありました。(日本にはあまり種が売っていないんです) ここに住みたい…
アシュラムのスケジュール
結構タイトなスケジュールです。一日中あっという間に終わります。
サットサンガ・瞑想
5時半から、集まった人から瞑想をしていきます。日の出の96分前の一番神聖な時間。心が静まりやすい。長時間の瞑想も気持ちよくできます。寝てないけど、心は動いていない感じ。
その後、シヴァナンダヨガのマントラを唱えて、スワミジのお話を聞きます。
TTCコースもあるため、しっかりと授業をしている感じです。心のあり方、瞑想とは何か、そんなお話を聞いていました。私の場合は英語力がほとんどないので、動向しているかよこさんに日本語で要約してもらって、やっと話がわかります。ここでコースを受ける場合は英語力必須!!
朝のサットサンガは5時半からなのですが、途中サンライズの時間はみんなで朝日を浴びます。朝日が一番体にエネルギーを与えるというふうに考えて、その光を取り込みます。
5日間のアサナクラスを経て
オンラインでヨガを習い始めたのが去年4月。少しずつ体は柔らかくなってきているとは言えども、まだまだ硬いし、筋力が弱い。それでも1日2回90分のアサナクラスのおかげ、先生に直に体に触れて教えてもらえるのは、セルフでやるのとは違う感覚があります。「私のかだ、ここまで動くのか!」「ここの力いらないんだ!」と色々発見もあります。毎日やるから可動域も広がってきて、嬉しかっり、また元に戻ったり。
それでも集中して体を動かすことってすんごい心にいいんだって感じていて、毎日生き生きしています。
しっかり食べて、しっかり動くこと、体と心の健康にすごく大事。
練習を重ねていくと、私の体の特徴や癖が見えてきて、首、背中、肩周りが硬い。こわばっている。まずはここを毎日ストレッチするといいんだよと教えてもらいました。
Change yoga to suit the parson
Don’t change the parson to suit the yoga
「その人に合わせて、ヨガを変える」
「ヨガに合わせて人を変えるな」という深い言葉をいただきました。
今の体でできることからコツコツと。
DAY1 (1月13日) 感動&疲労
10時ごろ到着。午後からアサナクラスを受けました。初日なので、優しめのクラスでした。この日はとにかく疲れていて、顔もめっちゃ不細工だった笑
疲労が溜まると顔に出ます。
初めての場所で初めましての人ばかり。少し緊張気味でしたが、みんな優しい。
初トイレもなんとか使えたし、初お風呂はお湯になる前に入っちゃって、結局水風呂で凍えていました。何事も勉強勉強。
ディナーはとっても美味しい!優しいベジの南インド料理です。少しネパール寄りの味付けらしい。全然辛くなくてありがたい。
手で食べるのはこの日が初めて。みんなすごい速さで食べるけど、私は手から口からポロポロ落ちちゃってご飯が進まない。
みんなの手の使い方を見ながら、勉強勉強。
手で食べるのも美味しいです。お皿を持たなくていいから好きなものをいい感じに口に入れられるんですね。お箸で食べていると、お皿を持ち替えたりしないといけないけど、右手だけで混ぜて食べるので、手っ取り早く美味しく食べられる感じがします。
夜は近所のお寺の特別な日だったみたいで、一晩中音楽が鳴り響いていました。疲れていたので爆睡。
DAY2 (1月14日) あれ、右手使えてる!
朝5時に起床。サットサンガは瞑想とマントラです。ちょっとずつ覚えてきたマントラ。シヴァナンダヨガのマントラ、歌みたいです。
サットサンガの後、みんなで日の出を拝みます。この日は特別な日の出だったらしくて、冬至の次の日の暦(詳しくわからない)で、多分太陽がパワーを持っていく、何かが始まっていく暦だそうです。
「サンセットはパワーを与えないけど、サンライズのパワーは身体全部で目を閉じても目からも受け止められるんだよ」的なことを話していました。夕日って綺麗だけど、リラックス、おやすみという感じ。サンライズは始まりで生命力を与える感じがありますよね。
アサナクラスは、自分の体の力みがなんとなくわかってきて、呼吸と共に力を手放す、リラックスする、がなんとなくわかってきた…ような感じです。他の皆さんはヨガの経験者、TTC受講者になるので、初心者は私だけ。それでもなんとか自分のできる範囲で努力します。
程よい疲れ、気持ちよいです。1日2回のクラスは結構疲れますが、ヨガに集中したスケジュールを送っているので、楽しいです。
スケジュールの間にあるティータイムが回復ポイントなんだってわかってきました。ブランチもエネルギーもらえるけど、アサナの後に朝ごはん食べて掃除してって結構忙しくて、その後の13時のティータイムが一番ホッとして回復する。
ご飯、右手で食べるの慣れてきました!上手に3つの指を使ってすくって、親指でサポートします。「あれ?食べるのうまいやん、自分」とニヤニヤしながらご飯食べてました。結構食べるスピードも上がってきた!でも汁気が多いとまだまだうまく食べれないかも。
ここのご飯は本当にどれ食べても美味しい。毎日のご飯が楽しみで、時間通りにピッタリ行ってます。ご飯の前にはスワミジのマントラがあって、歌うようにお祈りします。
夜のサットササンガが19時半から1時間程度。マントラを唱えて、少しお話を聞きます。スワミジの言葉は半分以下しかわからないけど、すごくいいこと、ためになることを言ってる時、心に響く感じがあります。
就寝、この日も近所のお寺のお祭りが続いていて、大音量の音楽が山に響き渡ります。なかなか眠れない。明日早起きなのに…という気持ちを抱えながらウトウト。
DAY3 1月15日 TTC開始のプージャ!
このアシュラムでは定期的にTTCコースが開催されています。今日がその開始日でした。そのため朝からプージャがあります。4時半に起きてシャワーを浴びてお祈りに向かいます。
プージャ様の飾りが準備されていて、それを囲むように座ります。メインは今回TTCに取り組む参加者たちですが、私も加えてもらえました。スワミジがマントラを唱えながら儀式を進めていきます。御供物がたくさんあって、お花の花びらもたくさんありました。私は儀式中は撮影しなかったので、写真はありませんが、すごく気持ちの良い、体も心も浄化されたような感じがありました。スタートのプージャ、受けられて本当にありがたかったです。
今回のこのスケジュールはたまたまなのですが、こうやってタイミングよくお祈りも受けられているのは、必然な感じがします。本当にありがたい。
筋肉痛!きてます。1日2回のアサナクラス。汗だくのこともあるけど、シヴァナンダヨガは1回のアサナの後に、シャヴァーサナが入るのでクールダウンできます。硬い体も感じるけど、力を抜くところ、入れるところ、ちょっとずつわかってきた部分もあって、だからこそ毎日の練習を継続することが楽しい。
「君の体が硬いのは、マインドも硬いからかもしれない」と先生。私はフラットバック、怒肩の巻き型。上半身は硬めです。みなさんお気づきかもしれませんが、私は力みがちでリラックス下手です。気づいているけど、なかなかこの力を抜くというのが下手クソなんです。インドに来て、ヨガをして改めてこのことにも気づいてきました。体を通して心と向き合うヨガ、まさにこれですね。
一日、結構タイトなスケジュールなのであっという間に終わります。記憶がないくらい、ずっと動いてる。一部、TTCコースと一緒にリトリートをさせてもらっているので、濃い一日中を送っています。
DAY3 1月16日
近くのお祭りのせいか、なかなか眠れなくてやや寝不足気味です。5時すぎに起きて、軽く洗濯をしてからサットサンガへ。TTCが始まっているので、サットサンガが長い。瞑想に関する英語のの授業があります。五感、無意識、呼吸、そんなところをお話し聞きました。
めっちゃ長かったからティータイム、ヨガ、朝ごはんのスケジュールがタイト‼︎TTCの人たちも「so tight」言ってました。
3日も経つと、スタッフの人たちとも仲良くなってきます。私の英語が拙すぎるのですが、それでもみんな話をしてくれて、楽しいです。
アサナはポーズのポイントを捉えられてきて、ちょっとずつ進歩してきた!TTCの人たちと別のクラスになるので、少人数でしっかり見てもらえるのもありがたい。
アンボリの街並みを少しお散歩してみたのですが、とにかく暑い。日中の散歩はあまりお勧めできません。近くのお寺まで片道15分。お寺のトゥルシーを見てみたくて行ったのですが、ちゃんと神殿の横にありました!トゥルシーの特別さを感じますね。
サットサンガはスワミジが英語でお話しされます。ポイントを拾って、なんとか理解しようとするけどやっぱり難しい。(英語力必須!!勉強すると誓いました)
執着、無執着、幸せとは、物質で得られない、ありのまま見るために、瞑想によって心の動きを止める、五感を遮断する、というお話し(KAYOKOさんにポイントを要約してもらいました)
深いお話しをされてることは伝わるけど、なるほど、そういうことを話してたのかぁ。ヨガって、すごいよな
DAY4 1月17日 対象物にチャンネルを合わせる
今日は朝の5時前に起床。
昨日は夜中に動物が叫んで(悲鳴みたいだった)玄関の近くをうろうろしてたから眠れなかった。すごく痛そうな声だった… 怪我してるのかな。
何度も来るけど、多分助けられないからレイキを送ってみた。
そしたらパタっとこなくなって、偶然かもしれないけどレイキ求めていたのかもしれない。
今日のスワミジのお話しは、瞑想の時に何かにフォーカスをすること、それが高い波動を持ったもの、それぞれの神様や、お花(お花はプラーナの象徴らしい)、新鮮なお花はすごくいいんだそう。確かにお花好きだ、みているだけでも癒されるし、インドは特にお供えに綺麗なお花を飾っている。そういう意味だったのかきら✨
ただ、セルフで瞑想に入るよりも、信仰す神々や波動の高いものとチューニングすると、より良い心の状態、サットヴァな状態になっていうというお話をしていました。私の英語力では理解できないので、またまたかよこさんの要約からお勉強しました。
いよいよ明日、ここを去ります。すごく寂しい。居心地が良くて、安定した素晴らしい場所。すごくリフレッシュできるのと、なんと言っても心が安定する。でもずっとここにはいられなくて、元の生活に戻らないといけない。
きっと、日常の中で心がみれたり、疲れ切った時に、ここでの経験や学びをふと思い出すことができたらいいんだと思う。
今回このアシュラムで出会った人たちは、各国から集まっていて、ここで会えたのもすごく奇跡なんだと思う。トルコ、ドイツ、インド、そのほかいろんな国から素晴らしい人たちが来ていて、ヨガを勉強している。来年だったらいないかもしれない。そう考えるとこの5日間はすごく奇跡の5日間だなぁと思う。
最初のインド旅の一番最初の場所がここでよかった!!
アシュラムのみなさんありがとうございました。
アシュラムを出る時、みんながマントラを唱えてくれて、めっちゃ感動しました。本当にみんなありがとう!
旅は続く…
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