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私が離島で暮らす理由

こんにちはRIEです。
今日は、私が島暮らしをしている経緯をお話ししようかなと思います。


私は今、鹿児島県の離島で暮らしています

その前は沖縄県の石垣島、その前は大阪で暮らしていました。
都会の暮らしは楽しいけど、やっぱり自然の多い環境の方が好きでした。
特に海とか暖かい気候が好きです。石垣島や、ハワイなどに行くたびに、こんなところで暮らしたいって思ってたんです。

退職



私の仕事は看護師です。21歳から7年目までその病院で働いていました。ハードでした。毎日全力で働いても終わらない仕事。私の働いていた病院は、今思えばとても患者さん思いのスタッフが多くて、毎日大変だったけど、患者さんのために使う時間は本当に多くて、学びの多い職場でした。でも、人手不足もあって、大変な時は、記録とかの諸々の仕事はほとんど残業でこなしていたんですよね。

ハードな勤務が続くと、心身ともに体調崩してきます。

夜も眠れなくなってくるし、私の生活のほとんどを病院で過ごしている状態です。家にいてもナースコールが聞こえるし、夢の中でも仕事をしていました。力を抜いて仕事をすることもわからなかったので、振られた仕事はこころよくもらおう、みんな大変なんだから、私も頑張らないと。頑張ればなんとかなるだろと思ってたんです。

でも、いつの間にか夜になると「いつまでこれが続くんだろう」、「こんな日々が続くなら人生早く終わればいいのに」と毎晩真剣に思い悩み、眠りは浅いまま、起きて仕事に行く、休みの日は一生懸命息抜きする、みたいなことになってました。
一生懸命息抜きしていたので、疲れ全然取れませんよね。今思えば。

その頃にアーユルヴェーダを知っていれば、状況は違っていたかもしれないけど、こういう経験があったからこそ、体を整えることに興味を持ちました。


限界が来て、そこの職場を退職しました。急だったのでいろんな人に迷惑をかけたと思います。
私自身も元々辞める気はなかったので、やりかけの仕事や役割、これからの人生のビジョンも行方不明になりました。


でも、ここから私の人生が変わっていきます。

仕事を辞め、少ししてから初めての海外一人旅にでたんです。行き先はラオスでした。

ラオスは温暖な気候、少し田舎で自然が多くて居心地が良かったです。忘れられない一人旅です。

大都会の大阪に戻った時、心に決めました。私は自然が多くて暖かい場所で暮らしたい!私の体にはこういう土地があってるし、こういう場所で生きれたら、もっと生き生き生きれるんじゃないか、と。


病院という大きな組織から離れた私は不安でした。でも、自由で無限の可能性を持ってました。

そこから私の島暮らしへの道が始まります。


看護師の仕事は好きだし、医療や人体も興味がある。手段として選んだのは、応援ナースという、離島への看護師派遣でした。人手が足りない病院などと仲介の会社が連携していて、私のように島で働きたい看護師を結んでいます。

行き先は大好きな石垣島でした。そのころはまだ結婚していたので、夫婦で移住したかったけど、相手の事情もあり断念。私1人で半年だけ、移住生活を送ることになりました。

島で暮らし始めて、生き返ったというか、本当の人生が始まった感がありまし
た。大袈裟かもしれないけど、明らかに生き生きしてたんですよね。

夜もしっかり眠れるし、毎日清々しい気持ち。美しい海や自然を見て癒され、仕事も捗ります。

暮らす土地というのは、人生に影響すると思いました。これから自分の体にあった場所や居心地の良い場所を探していきたいとも思いました。

生き生きと、自分らしく生き始めると、素敵な人にたくさん出逢います。


同じように考えてる人にも出会いやすい。自分が望んでいることや目指していることが、自分の中で明確になってきたから、人生の流れもそういう流れに乗っていってるとも思います。

石垣島で1年半近く暮らしました。毎日が楽しくて、幸せでした。

でも、ある日なんとなく思ったんです。
「ずっとここにいたらダメだな」と。
一回出た方がいいかもしれない、と。

私はその頃からアーユルヴェーダに興味があったので、次暮らす場所でお金を貯めて、海外に学びに行こうと思ってたんです。
そして、なんとなく、ほんとになんとなくですけど次は種子島が思い浮かんで、そうすると、情報が入ってくるんですよね。不思議なことですけど、点と点が線になって、種子島行きが決まりました。これも何かの縁だと思います。


そのような流れで今はこの島で暮らしています。

自然が多くて、海がすぐそこにあって、生活に必要なものは揃っている。必要なものがちゃんとわかるようにもなってきました。都会は物に溢れているけど、島で暮らしていると生きることに必要なものから、ちょっと生活を豊かにするもの、そういうものの選び方になってきます。生き方や暮らし方に焦点が向いていて、都会で暮らしていた時のように着飾ることや贅沢や見栄的なものと無縁になって、自然体で生きれます。

自然に囲まれていいるので体が楽です。アーユルヴェーダでも言われますが、
人間も自然の一部だって、本当に感じます。


数年前の私は、まさか離島で古民家で暮らし、仕事をやめ、アーユルヴェーダを学んでいるなんで想像できないと思います。
人生何があるかわからないけど、やりたいと思えば、行動に移して、人生を変えていけます。

引っ越しや環境の変化って、精神的にも体力的にも辛いこともあるけど、それも含めて私の島暮らしは、人生の転機であり私の自信にもなってます。

アーユルヴェーダでは


精神性や魂の成長についても教えがあります。自分自身と向き合い、自然と調和して自分を整える、私はそれを学びたいし、深めていきたい。そういう思いと、この島暮らしがいいタイミングで繋がっているのかなと思います。

ずっとここで暮らすかはわからないけど、今は、ここで得られること、
学べることをしっかりと吸収していきたいです。

長くなりましたが、私が島で暮らすきっかけや理由はこんな感じです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。







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