”病気療養中の高校生を応援する支え合い井戸端セミナー”に登壇しました。
こんにちは。キャリアコンサルタントの清野です。
日があいてしまいましたが、10月6日(日)にNPO法人未来ISSEYさまが開催している、”病気療養中の高校生を応援する支え合い井戸端セミナー”の北海道会場において、経験者として登壇をしました。
”選択肢を増やしたい”
その想いに共感をして登壇をしたセミナーでしたが、
他の登壇者の方の話が興味深く、私自身も勉強になりました。
特に、北海道教育委員会の方の話で支援に力強く取り組んでくださっているのを聞いて、とても嬉しく思いました。(全国的にも北海道の支援は手厚いようです)
実は、大学生のときに教授のツテで市の教育委員会に足を運んだことがあります。その時の提案の一つにオンライン授業がありました。
でも当時は、オンライン会議が全く認知されていない対面主流の時代だったこともあり、「いいね」という声を聞くことなく、「全校で機材準備はできない、カメラあったら対面で受けている生徒たちの集中力が・・・」と一蹴されて終わりました。
当時の市議からは「院内学級なんて・・義務教育じゃないんだから。休学できるでしょ」とも言われました。
「そうだよね」と思いながらも、当時は残念な気持ちで終わってしまいましたが、今はしっかり向き合っている方々がいることがすごく心強いなと思います。
院内学級を利用することが絶対的なゴールではなく、
オンライン授業を利用することが絶対的なゴールではなく、
通信制などに転校することが絶対的なゴールではなく、
休学・退学することが絶対的なゴールではない
と私は思っています。
いろんな選択肢のなかで、本人が納得して選択できる、
そして、その選択肢を応援できることが大事なんだと思います。
高校だって多くは自分で選択をして、受験をして進学をしています。
中学生の時の自分が選択した高校にいきなり通えなくなってしまったとき、
意思とは関係なく決められた道しかないのではなく、
もう一度自身で道を選ぶことができるといいなと思います。
それが、院内学級だったり、
オンライン授業だったり、休学だったり、、、
人によって望む選択は違って当たり前です。
そんな本人の想いを尊重していきたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました🌸