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2021納会と、社長が妊娠したらまずすべきこと

2021年も年の瀬となりましたね。

Rinennaは来週も少し営業しますが、弊社メンバー全員が集まるのは24日の金曜日が最後ということで、創立以来初めての「納会」をしました。

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納会をするにあたって、今年7月からRinennaのビジネスにJoinしてもらい、もう相棒のようになっているメンバーに、「私、上半期いなくてわからないから上半期の振り返り教えてほしい。」と言われて気づきました。上半期どう過ごしたのか記憶がない…。必死すぎて記憶が飛んでいる…のはまさかの「妊娠」という人生のビッグな出来事が起きたから

妊娠してから出産したときまでのうっすらある記憶を辿らないともう二度と思い出せそうにない、そして、社長が妊娠するってもしかしたらまだまだ日本では少ないのかも。もしこれからこのnoteの読者の方が社長になって、もしくはすでに社長で、これから妊娠するかもしれない・今妊娠している方に少しでも何か参考になることがあれば…と、ここに記録を残そうと思います。

2021年1月妊娠発覚したとたん頭によぎったのは、自分不在時の会社の運営。そのときに何よりも優先しないといけないことは「自分より優秀なメンバーを採用する」ということ。それもひとりではなくできれば何人か。

自分の力でできることは妊娠前後もなんとかなりそうだけど、自分では力不足と感じる業務についてはだれかに助けてもらった方が何倍も効率が良くなる。なので、これから採用する人は「私ができないことができる人」と思い立ち、自分と会社に足りない部分を洗い出して(たくさんあるが優先度が高い部署から)一人ずつ採用をしていきました。

このときの注意点は、決して「私の代わりになる人を採用」しないこと。ご自身が社長だったら自分の強みも弱みもわかるはず。強みの部分は少し不在になったとしてもおそらく何とかなるけれど、自分や会社に足りないこと、苦手なこと、弱点であることは、社長不在になった途端に組織の機能不全を招く可能性が高い。それはとても恐ろしいことですよね。採用するならとにかく「自分ができないこと・苦手なことが得意な人」です。

2021年後半、弊社(=私)ができないこと・苦手なことができる新メンバーを6名採用しました。この6名が入ってくれて、以前から働いているメンバーにとっても良いシナジーが生まれました。妊娠・出産で記憶もうるおぼえ、かつ動けなかった時期が長かったにも関わらず、去年の売上を超えることができたのは、弊社メンバー全員のおかげです。ほんとまじで。
今年の自分のビジネスパーソンとしての働き方は決して褒められたものではないですが、私の今年一番功績は「メンバーの採用」でした。

もし私が妊娠しなかったら、きっともっと自分ができるはずと思って、ここまで採用のことも考えてなかっただろうし、メンバーをこんなにも増やさなかったかもしれない。(そう考えるともしあなたが社長だったり組織の責任者の立場だったら、妊娠しなくても「自分不在」を想定して、それでも組織が動いて発展していくのかということを考えてみて組織作りを考えることはとてもおすすめです。)「妊娠」という出来事が私に気づかせてくれたことは想像していた以上に大きいものでした。

ちなみに2021年までの弊社のテーマは「整理」。このテーマは3年間ずっと変わらず持ち越しだったのが、来年はテーマを変えることができるようになりました。それは「整理が苦手な私」が「整理が得意なメンバー」を採用したことで叶ったのです。苦手なことは決して自分自身がすべて解決しなくてもよいと教えてくれたのも、メンバーのおかげです。このチームメンバーで来年はもっと面白いことをしていきます。メリークリスマス!


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