立ち止まって気付いたこと、最近のテーマなど
こんにちは、りえです。私事ですが、体のある一部分が痛い今日この頃です。早めに受診したいと思います!定期的な健康診断も大切ですね。みなさんもご自愛ください。
今お気に入りの本
本の内容に触れている前回の記事
植え付けられた「理想像」
「実は怖い、無意識のうちに軸になっているもの」という記事では、日本人が○○活やランキングに踊らされていることについて触れました。「社会やメディア、学校や親から植え付けられた『理想像』に自分が無意識に囚われていることにまず気付くことです」と著者は述べています。本の中で紹介されている「理想像」の一部を抜粋。
いつもいい成績をとらなければいけない。
絶対に失敗してはいけない。
周囲の人に賞賛されなければいけない。
やるからには成功しなければいけない。
誰よりも優れていなければいけない。
人気者にならなければならない。
「自分の軸」に書き直す
他にも「男性は」「女性は」「母親は」「先生は」「社長は」「芸能人は」・・などで始まる「こうあらねばならない」「こうあってはならない」というものをたくさん見かけます。私たちは知らず知らずのうちに、こうした信念のようなものに囚われていることがあります。著者は、植え付けられた「理想像」に気付き、「自分の軸」に書き直していくことが大事であると伝えています。一度そうした「理想像」を書き出してみて、自分がこれまで信念だと思ってきたものを眺めてみましょう。実は、いつかどこかで植え付けられたものであることが分かるかもしれません。
自分の頭で考える
これでようやく第0章までの内容が終わりました。ここまでで、「自分の軸」を持って生きることの大切さをしつこく・・いえ丁寧に考察してきました。では、「自分の軸」ってどうやって見つけるの?いよいよ第1章、タイトルは「自分の頭で考える」。章の中に節のタイトルも並んでいて、どれも魅力的、心に響くもの。中身も今の私の「ど真ん中」であるため、思い入れが強くなってしまいそう。するとまたしつこくなってしまいそう(笑)。何をどうやって記事にしようか迷ってしまう、嬉しい悩みが発生中です。今日は一つご紹介して終わりたいと思います。
やめること
第1章の最初の部分で著者は、あることをやめる提案をしています。それは「いい人」。著者がここでいう「いい人」とは、「相手との対立を恐れて、自分の本当の思いを殺してしまう人」のことだそうです。
この一文だけ読むと、「相手との衝突を恐れず、積極的に自己主張していきましょう」と受け取られてしまう気がしますが、著者が伝えたいのはそういうことではないようです。それは第2章の中で、自分の意思表示を続けることは大切ではあるが、それは必ずしも「目立つこと」「話す量が多いこと」「論理的であること」ではないと述べられています。
また、対立や衝突を推奨しているわけでもありません。それは第1章のもう少し後の節で、「伝え方」の大切さについて触れていることからも分かります。
「いい人」の定義も人ぞれぞれだから注意
ここまで書いて、ちょっと内心冷や汗・・。「いい人をやめよう」って著者は言っているけど、私自身にどこか「いい人でいることが日本人の美徳」みたいに思っているところがあるので、伝え方に迷うなあと思いながら書いてみました。著者の大仲千華さんは、長く国連職員として紛争地域の最前線で交渉に当たってきた人なので、極限の状態も味わっており、だからこその言葉は生半可ではないというか、私が簡単にまとめられる内容ではないとここへきてようやく気付きました。内容をもっと詳しく知りたい方は、本を読んでいただくのが一番です(笑)。本には順を追って丁寧に著者の考え方が述べられているのですが、いかんせんnoteの一投稿の中で誤解を生まないように伝えるには力量が・・!しかも一記事2000字以上はちょっと無理・・!と思った本日でした。
まとめ
いつも以上になんだか必死で書いた今回の記事となりました。今の自分にリンクする部分が多いからこそ、著者と自分との違いをよく認識しておかなくてはいけない、と強く感じました。「分かる分かる~」「私のこと見てるの?」と思うくらい共感する本であったとしても、著者とのバックグラウンドの違いは忘れてはいけないと思ったのでした。いやでも著者が伝えたいエッセンスの部分は受け取れているから大丈夫!と思ったとしても、その受け取り方は自分のフィルターを通してのものなので、それを今度は自分がアウトプットする時には注意が必要です。
最近のテーマでもあるんですよね。「伝え方」と「受け取り方」。SNSをやっていて難しいなと感じていますし、対面ですら相手との間に溝が生じてしまう難しさを感じています。その溝がなるべく生まれないようにする、できてしまったら少しでも浅くする、そんなことを心掛けて丁寧な発信を続けていきたいな~と思う今日この頃です。
暑苦しい文章を最後まで読んでくださってありがとうございました。いつもいいねやスキ、感想や今日も読んだよ!のメッセージ、ありがとうございます♡
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