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円を描く

こんにちは、りえです。我が家は今日が子供の夏休み最後の日曜日。ということで、宿題に片を付けたいと思います~。「締め切り前に余裕を持って終わらせる」ということを私から子供に教えるのは難しそう、と悟った夏休みです(笑)

今回のテーマ

今夜は満月。ということで昨日は月に絡めたテーマで記事を作成しました。今日も引き続き「円いもの」について書いてみたいと思います。スティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣」より、有名なあの「輪」についてです。

影響の輪と関心の輪

「7つの習慣」を読んだことのある方にとってはお馴染みの「輪」だと思いますが、お付き合いいただけると嬉しいです。私がこの本を購入したのは2012年。それはコヴィー博士がお亡くなりになられた年で、「追悼」の帯が付けられて書店に並べられている著書を手に取りました。あれから約10年。未だに読み終わっていないのですが(結構分厚い本ですよね(^^;)、前半部分は何度も何度も読み返しています。その前半に登場するのが影響の輪と関心の輪。気持ちがブレそうになった時には、ここを読むと気持ちの整理がついて元気出ます。

関心の輪を描く

まずは紙に円を描きます。するとそこには円の内側と外側の空間が生まれます。この円を「関心の輪」とします。円を境にして内側が関心の輪、外側に広がるのは関心がない領域。

ここで、「円てすごいな」と感動しました。線の端と端が結ばれて描かれる円。円によって空間を完全に区切ることができます。円の内側が外に漏れ出すことなく、また外側から入ってくるものを遮断することもできます。こうして「区切る」ことができます。

まずはこうして一つの円を描くことで、「関心を持っている事柄」と「関心を持っていない事柄」に分けることができました。

影響の輪を描く

次に、先ほど描いた円の内側に、もう一つ小さな円を描きます。この小さな円が「影響の輪」です。円の中に円。こうすることで、関心の輪の中にもう一つ小さな部屋ができ、空間が区切られました。影響の輪は、自分でコントロールできるものを示します。

こうして、「関心を持っている事柄」を、さらに「コントロールできるもの」と「コントロールできないもの」に分けることができました。

私たちの悩みはここにある

ここで気付いたことがあります。私たちは、「関心を持っていない事柄」によって悩まされるということはほとんどないのではないでしょうか。「関心を持っている事柄」で、かつ「コントロールできないもの」によってモヤモヤしたり悩まされたりしているのです。

影響の輪に集中する

コヴィー博士は、時間やエネルギーを「影響の輪」に集中させることで物事を好転させらると説いています。そうすることで積極的なエネルギーを生み出し、結果的に影響の輪は大きく広がるとされています。本を見ながら、自分も図を描きながら読み進めるとそのことの理解が深まります。

まとめ

自分にコントロールできることに集中した方がいいと頭では分かっていても、私たちは気付くと悩みやモヤモヤの沼にはまっているということがあります。そこから早く抜け出すために、まずは円を描きながら「コントロールできること」「コントロールできないこと」を「分ける」という作業が有効であることを「7つの習慣」が教えてくれました。

何度読んでも気付きの多い、素晴らしい本です。前半部分を体得しようとするだけで多くの時間が費やされてしまいそうですが(果たして後半部分に書かれている境地にも辿り着けるのだろうか)、それだけでも価値のあることだと思います。常に手に取りやすい場所に置いて、これからも自分の「座右の書」にしたいと思います。

おまけ:言葉が「自己達成予言になる」

今夜は満月。しかも「水瓶座の満月」ということで何か特別なエネルギーに満ちているようです。今夜は「満月の願い事」を書き出すといいみたいですよ!それも、すでに実現が確定している前提での書き方をするといいみたいです。例えば、「私は、○○の活動において、自分の価値が認められ、○○のポジションにたどり着くことができました」といった具合に。「7つの習慣」にも、言葉が「自己達成予言になる」という内容のことが書かれています。つまり言葉の力って大きいんですね。今夜の満月は、言葉の使い方を意識して願い事をしてみたいと思います。みなさまも、ぜひ☆彡

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