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スタバのタンブラーと「色即是空」。

「ママ、これ何色に見える?」

と娘から1枚の画像が送られてきた。
送られてきた画像はコレ。

スタバのタンブラー。

わたしは「淡いラベンダー」と
答えました。
(*わたしにはそう見えるのです)

娘は「水色に見える」と言い
タンブラーを見た娘の友だち数人は
「白やで?!」と言ったそう。

え???と思った娘は
数名に同じ画像を送って
同様の質問をしたら

「シルバー」
「シルバーと白の間」

という返答がきたそう。

これを読んでいる皆さんは
このタンブラーが何色に見えますか?

ちなみに、スタバでは
「白」という表記で売られて
いたそうです。

3次元世界でのルールや
色彩の観点からすると
色盲とか、色弱って話で
終わってしまいそうですが

そんな話がしたかったわけでは
ありませんw

で、結局、正解は何色なのか?って
話でもありません。

3次元のルールや基準から解かれた
世界から観れば、淡いラベンダー
水色、白色、シルバー、どれもが
その人にとっての「真実」です。

物理的にはたった1つのタンブラーが
「色(いろ)」で認識されると
何色も同時存在していることになります。

今、色(いろ)の話で例えていますが
人は現実を「自我」という
ファインダー(前提)を通して捉え
「認識」というシャッターで切り取ります。

「認識」という切り取りは
「色即是空」の色(しき)であり
色(しき)は、人それぞれにとっての
真実である、と言えます。

海に例えると

海=空・縁起 波=色


ということですね。

(わたしは仏教に精通してないけど
ここでは空と縁起を類義語として
扱いますw)

波は海の部分(表現)であり
海から波だけを切り取ることはできないのに
わたしたちは、現実や現象を
自分の都合で切り取っています。

捉えているファインダーが違うし
切り取り方も違うし、良い悪いではなく
ホント、人それぞれなわけで。

スタバのタンブラーの色に戻ると
わたしのように淡いラベンダーに
見えたり、水色に見える人も
白色、シルバーに見える人もいて
それでOKなわけですが

ただ、一般社会(ルール)はそれを
許さない傾向が強いですよねw

だから、みんな自分を守るために
自分の認識と違う相手をジャッジしたり
否定するのです。

いま、その社会に片足ログインしたまま
もう片足は、自分の価値観と合う
コミュニティや村のような
スモールソサエティにログインする人が
増えてるんじゃないか、と思います。

わたし自身も、実験的に
コミュニティや場創りをしていますが

波という「色(しき)」を
海という「空(縁起)」から解き合える
善悪を超越する場を創っていければ、と
思っています。

#色即是空
#認識
#色
#3次元
#縁起


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