自分の「解釈」が現実を創っている「全=一」を解説②
一つ前で
「現実は自分が創っている」という
タイトルで書いた記事の続編となる
内容になります。
一つ前は、Yちゃんの「解釈」から
生み出されたお父さん=Yちゃんであり
それと相反する存在が上司=Yちゃん
でしたね。
復習みたいになりますが
Yちゃんの中で
お父さんに対する認識、つまり
自己主張が無い、決定権が無い
自分が無い、とジャッジしている
自分を、認知して受容れるだけで
相反してバランスをとっていた
自己中、偉そう、俺様は
消滅(対消滅)する、という話でした。
今回も、自分の解釈が現実を
創ってるんだよ、という事例を
シェアしていきます。
「夫と子供から自由を奪われています」
というTさんがいました。
Tさんは出版社に勤めるバリキャリ。
夫と3人の子供がいます。
わたしのところに相談に
来られたTさんは
「わたしはやりたいことがあるのに
夫が、嫁のわたしが外でバリバリと
働くことを快く思っていなくて
束縛したがる割に、自分だけ
やりたいことをして自分勝手です。
子供も小さくて、面倒を見ないと
いけないので、やりたいことに
制限ができてしまって
すごく不自由を感じます。」
と言いました。
そこで、Tさんの家族構成や
Tさんがご家族1人1人にどういう
認識を持っているか聞きました。
すると、Tさんがお母さんに対して
持っている認識(解釈)は
⚫︎お父さんから束縛されて不自由
⚫︎専業主婦だから、社会に価値を
生み出していない人
⚫︎自己を犠牲にして母親している
というものでした。
そして、今度はお父さんに対する
認識(解釈)も聞いてみました。
⚫︎自分勝手
⚫︎お母さんの自由を奪う人
⚫︎支配欲が強い人
今回のTさんのケースも
登場人物が絶妙に相反し合っていますね。
Tさんがお母さんに対する認識(解釈)を
したのは子供の頃ですが、Tさんが
結婚して子供ができてから、つまり
「母親・妻」になってから
潜在意識の認識が発動(顕在化)しています。
「母親とは不自由で自己犠牲で
社会に価値を生み出さない=無価値」
母親に対して持った認識(解釈)は
Tさん自身に対する暗示になったのです。
不自由で自己犠牲で無価値
ひとつ、潜在意識について
お伝えしておくと
潜在意識って「1人称」で
自他の区別はできません。
だから、お母さんに対して持った認識も
潜在意識にとっては
「お母さん=わたし」
になります。
そして、自分を成立させてくれる
相反する登場人物が必要になります。
例えば「自己を犠牲にして不自由」
というのは1人では成立できなくて
誰か自由を奪ってくれる存在や
自己を犠牲にする対象の誰かが
必要になります。
ここで言いたいのは
その解釈が「先にある」ということです。
解釈が「先」にある。
解釈が先にあり
その解釈が現実を創ります。
その解釈があるから、現実では
不自由だなぁ、と感じたり
不幸だなぁ、と感じることが起こる。
もっと言うと
解釈だけではなく、その解釈に
どんな「感情」があるのか?で
潜在意識は、解釈×感情を
現実化しようとします。
潜在意識はとっても優秀なのですが
ほとんどの場合、この「解釈」を
現実化することに使ってしまって
いるんですねw
潜在意識には、解釈ではなく
ヴィジョンを具現化するために
本領発揮してもらいたいし
わたしは、「解釈」を現実化する
3次元マトリックス(仮想現実)を
卒業してもらい
ヴィジョンの現実化へと
意識アセンションしてもらうために
ヒプノ講座や、eichiというコミュニティで
これらを知覚してもらっています。
話が少し逸れましたが
Tさんは、母親とは
自己を犠牲にして不自由になることだと
思い込んでいたこと
(それが良い母親だと信じていた)
自分が「無価値だ」という前提で
バリキャリになっていたことを
認知し、受容れました。
すると、自分の自由を奪い、束縛し
自分勝手だと思っていた
旦那さんが
「いつもありがとう」
と言って花束を買ってきて
家事を手伝うってくれるように
なってくれたり
子供達からは
「ママに幸せでいてほしい」
「ママには笑ってていてほしい」
と言われたそう。
わたしたちが「現実」だと
認識しているこの3次元は
わたしたちの解釈で創られている
仮想の現実=マトリックス。
真の現実創造は
わたしたちの生が躍動し
魂が歓喜することです。
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