2/14 スパイスカカオ大福
今日はうぐいす大福を作ろう思っていましたが、
朝からラジオでずっとバレンタインの話題ばかり出てくるので、少しバレンタインを意識した大福を作ってみることに。
チョコレートはなかったので、家にあるカカオニブを使うことにし、スパイスとカカオを加えたきな粉で和えた大福をつくりました。
弱火で 10分ほど炒った大豆をミルサーにかけきな粉を作り、さらにカカオニブ、シナモン、キャラウェイシード、ブラックペッパー、カイエンペッパー少々の粗糖と塩を合わせ粉にしてなじませる。
作ったスパイスカカオきな粉を、大豆あんを包んだ大福にまぶして出来上がり◎
カカオの歴史を辿ると起源はメソアメリカとされており
(メキシコ南部〜ホンジュラスあたり)アステカ文明やマヤ文明といった古代文明が栄えた地。神への捧げ物とされたり、貨幣の一部として使われていたり
税として徴収されていたこともあるそう。なんだか日本のお米に近いような。
古代メキシコのアステカ帝国の帝王は、カカオに媚薬効果があると信じ、ハーレムに入る前にはスパイスを加えたどろりとしたカカオのドリンクを摂取していたそう。
だいぶ前ですが、様々な文献を参考に媚薬のホットチョコレートスパイスを作り(あやしい)販売したことがありました。
その時の記憶を辿りつくった今回の大福。
普通のきなこをまぶしただけに見せかけて、
ちょっぴり媚薬を意識したカカオ大福です。
バレンタインは特に何もしない派ですが、こういう遊びはちょっとワクワクします。