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2/18 苺大福
滋賀に来て出会った美味しいものの一つにニッキ大福があります。
きめ細かくて、軽やかな食感とピリピリするくらいの強めのニッキ。なんでこんなに美味しいのだろうと考えていたところ、そもそも滋賀には美味しい大福を作る素材が揃っていることに気づきました。それからは自分で作り始め、時間ができると大福をつくる日々です。
大福という名前も、真っ白で丸くてふくふくしている見た目も、きめ細やかでしっとりと気持ちいい生地も、包むという行為も全て好き。
今の季節は様々な種類の苺が並ぶので、苺大福を作ります。材料は滋賀の羽二重糯粉、白小豆、てんさい糖、苺、シンプルでいて完璧な組み合わせ。
一説によるといちご大福が誕生したのは1985年代ということなので、和菓子の歴史の中では比較的新しい和菓子だそう(私と同い年!)
苺は包んでからしばらくすると水分が出てくるので、章姫のようなみずみずしく柔らかい苺より紅ほっぺのような肉質が少し硬めな物を使います。苺は今はハウスもの、〜5月ごろまでは露地物が出回るのでしばらく楽しめそう。
昨晩のプライベートレストランでは食後のデザートにお出ししました。コースでしっかりお出しした後だったので半分に切ってお出ししようかと思っていたのですが、皆さん1個をぺろり。
いちご大福は作る人も食べる人も幸せにしてくれる癒し系上位の食べ物です。
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