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ビジネスホテルとツーリング#4 愛知・半田

趣旨:仕事で泊まったホテルをツーリング目線で見てみる。価格は僕が実際に利用した際の金額。

センターワンホテル半田 ¥6100/泊

僕は知多半島の付け根辺りに住んでいたことがあるので、半田周辺にも馴染みがある。若い頃、暇ができた時にバイクで散歩に来たりした。というか基本的に暇の多い若者だったのでイヤと言うくらい走りに来た。

基本的に知多半島を訪れるライダーは東海圏のライダーがほとんどだと思う。

海を目指すなら愛知には渥美半島があり、隣の三重には伊勢・志摩がある。知多半島はそれらに挟まれて、どっちつかずな印象になっている。東海圏以外のライダーがわざわざ目的地として選ぶには知名度がない。常滑(とこなめ)を代表に観光スポットは無数にあるが、バイク乗りが好むような山道や有名な有料道路はない。

アピール上の弱点として半島としての突き出しが物理的に短い。
もし知多半島が今よりも100キロくらい長く太平洋に突き出していたなら、その先端には灯台が立ち、周りには手つかずの自然が広がりライダーやサイクリスト、キャンパーの聖地になっていたかもしれない。しかし現実はとても控えめな半島で、穏やかな自然のなかで人々の暮らしが営まれている。

派手さがないだけに、ある意味、旅馴れた者達の最後の地、と言えるかもしれない。走り回る事よりも目的地での時間を求めるようになったら知多も良い目的地になると感じる。

センターワンホテル半田は半田の駅の近くにある、少し雰囲気の良いビジネスホテル。

標準的仕様

まあまあキレイだけど使い込まれた感はある。
一般的なビジネスホテルよりもアメニティ(石鹸、カミソリ、ガウン等)が充実している。
バイク専用の駐車場はない。
ランドリーあり。ユニットバス内に物干しロープあり。
市街地なのでコンビニや飲食店は近くに沢山ある。

関東方面から名古屋周辺に来て、ちょっと南下して半田から碧南(へきなん)に渡って三河湾沿いを蒲郡(がまごおり)や豊橋まで戻るというルートなら、半田も良い宿泊地なのかな。

必要十分、直球勝負なホテル
オススメ度:★★★☆☆