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楽しげな雰囲気


秋も深まってきて日の入りが早い。今年は季節の進行に比べて気温の低下は緩やかだが、やはり日の出、日の入りの時間は確実に変わってきている。
一日の仕事が終わって、自転車に乗りたいな...と思う頃には外は真っ暗になっている。それでも自転車を手に入れたばかりで乗りたい欲求が高いので、運動公園まで行って外周をぐるぐる回ってみたりしている。先週はその調子で暗い運動公園に通った。

走っている時に伝わってくる自転車の様子にもだいぶ慣れてきた。最近の僕は若い頃と違って、些細な違いは気にならなくなってきているので、大雑把に満足、といった感じ。

外周をグルグル回り続けている間、
(この先コイツとどこへ行こうか?)と夢想する。
札幌も良いし、しまなみ海道も良いなあ。四国や東北も走ってみたい。

ただ、僕には長期の休みが無いから、いくつもの点を線で結ぶような旅はできない。どこか一ヶ所に連泊して「今日は北へ」「今日は東へ」という風に2,3日かけて土地を散策するのが現実的に思える。勿論、家から自走で行く時間はもったいないから自転車は車に積んで行く。

ならば、車に積めるようにしないとな。

それが直近の課題になった。

僕の車はキャラバンなので、片付ければどんな風にでも載せられるけれど、サーフボードやその他の道具も一緒に『安定して』積みたい。適当に積んで道具が壊れたり傷付いたりするのはダメだ。

これを載せる

サーフボードを積みやすいように車内の左側には台を作ってあるので、取り敢えず台はそのままにする。右半分に自転車を載せ、左右に倒れないように留める。タイヤの位置がずれないよう、フロアに木を固定する。 以上

で、こうなる

まだ(仮)の状態だけど、固定に問題はない。倒れてサーフボードを傷つけることも無さそうだし、リアシートにも普通に座れる。
僕は車中泊をしないので問題ないけれど、リアシートを倒すのはさすがにできない。車内で寝たければ自転車はバラすか寝かすか降ろすかしないと無理。それかリアシートを畳んで、できたスペースで寝るか?
まあ工夫すれば、まだまだ何とかなりそうな余地はあるけど、現状の日常使用との両立を考えると、ひとまずこれで十分かな。という感じ。

これで身近なところの探検もしやすくなるし、海に行くついでに自転車にも乗ることができる。

話は飛ぶが、僕のサーフィンライフを振り返ってみると、サーフィン歴は結構長くなってしまったけれど、あまり遠くの海に行ったことがない。高知や宮崎、日本海に東北とサーフポイントは日本中にあるけれど、僕が行ったことがあるのは伊良湖~静波、千葉~茨城、あとは鎌倉、湘南、伊豆くらい。

遠くへ行かなかった理由は、浜松に住んでいた頃は海の近くに住んでいて、わざわざ遠くの海へ行く必要を感じていなかったし、千葉に来てからは、行ってみて波がなかったら時間が勿体なく感じるから。サーフィンは自然相手の遊びだから、波が無いとか風向きが悪いという条件で全然楽しめない時がある。
数百キロも走って、海を見るだけで帰ってくる。ということになるのが怖くて、だいたい予測可能な範囲の海に通ってきた。
でも、(ダメだったら自転車に乗ればいいや)という選択肢があれば、ちょっと冒険してみるのもアリだな、と思っている。

何はともあれ、こうして遊び道具が車内にある様子は、とても楽しげに見えて良い。好きな遊びがたまたま外遊びなだけで、特にアウトドア派ではない(精神的にはどちらかというとインドア派に属する)僕の暮らしが、少し明るく見える気がする。

と、アレコレ書いたが今のところ旅の予定はない…。
もう年末だー。