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人の属性

昨日は桑名に泊まり、今日の昼過ぎに千葉に帰ってきた。
今日は店の営業日だが、店は僕無しで回るようになっているので、店に僕の居場所はない。
機械の仕事が忙しければ忙しいほど、僕はカフェのマスターから遠ざかって機械屋になっていく。どちらの仕事も好きだし優劣はないから、機械屋でいるのも悪くないと思っている。
機械屋でカフェオーナー。それが今の僕の立ち位置。

食品機械業界では機械屋、またはメーカー代理店兼飲食店オーナーは珍しくない。

急に時間ができたので、久しぶりに公園でBMXに乗った。

去年の夏は暑すぎたし、冬はサーフィンとバイクに時間を使ったので、BMXに乗るのはかなり久々。この半年で2,3回しか乗っていないかも。

いつも通りマニュアルや180をしてみる。思ったよりも衰えてない。公園の中は煉瓦敷きになっているのでマニュアルが難しい。
でも楽しい。
(こんな小さい自転車だけど楽しいなあ)としみじみ感じてしまった。

四国にいる間に色々考えたけど、こいつのグリップとペダルを買おう。

いつもの公園で。いつも同じような写真になる。

色々考えた、っていうのは「自分と趣味のこれから」の事。
僕は今年46歳になる。
恥ずかしながら年甲斐もなく、未だにBMXが楽しいなんて言っている。
でも、いい歳のおじさんがBMXに乗っている姿はあまりcool じゃない事も解っている。だからそろそろ別のタイプの自転車にスイッチしようかな。と考えていた。

だけどどうやら、取り急ぎ僕に必要なのは安全性と清潔感だな。滑るペダルは危険だし、ボロボロのグリップは汚ならしい。怪我をしないように地味にコッソリ楽しむなら、まだ暫くは大丈夫な気がする。楽しさを感じられなくなったら、また迷おう。それまでちょっとずつ貯金しておこう。ハイスペックは不要だけど、色んな選択肢から選べる方が楽しいもんな。

夕方お客さんの少なくなった、うちの店の客席でこれを書いている。
お客さんのフリ、というのも僕の仕事だったりする。
カフェという業態は上手にやっても人件費、原価がかかるし、普通の飲食ほど回転させて稼ぐ訳じゃないので儲からない。
じゃあなぜやるの?というと、僕の場合は、人が(文化的に)快適と感じる最適解を見つけたい、という気持ちがある気がする。
店の間取りや照明、音楽や置いてある本によって満たされる人が居るんじゃないか。と模索している。

それを追及すると、自分が良いと思ったモノゴトに共鳴してくれる人が残るという事になるので、間を全て省くと究極は「自分と同じ属性の人達を探している」ということになるのだろうか。

そうやって言葉にしてしまうと何かかなりカルト的な気配がするな…










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