見出し画像

雪の降らない千葉で

キャラバンがだいぶ旧くなってきた。
ブッシュがヘタっているのか硬化しているようで、冬になってから足回りからギコギコという音がする。サスペンションの伸び縮みに合わせて鳴っている。ドア周りも時折、ググゥッという音を立てる。

今、23万キロを少し越えた位だからエンジン寿命は働く車としては折り返し地点くらいかな。仕事用のNV350よりもまめにオイル交換をしているので、機関の状態は悪くない筈だ。それよりもやはりゴム、プラスチック類の劣化が著しい。ウィンドゥモールや各ホース類はその内なんとかしないといけないだろう。できるだけ良い状態をキープしたいけれど、何処に頼むか?というのが問題だ。

いつも修理・車検をお願いしている工場は修理に関しては文句のつけようのない仕事をしてくれるので頼りにしているが、とっても忙しそうだ。なので修理ではない「美観」に関することをお願いするのは、内科医に美容の相談をするようで気が引ける。そうしてウジウジと迷っている内に時間が過ぎていく。まあ自分の車の美観に関して一番気にしているのは自分なんだから「自分でやれ」というのが正解かな?でもウィンドゥモールの交換方法なんてわからん...。


関東は今日、雪の予報だった。朝から雨が降っていて道が濡れていたのでバイクに乗るような日ではない。ちょうどオイルの交換時期だったのでオートバックスに来た。

2と3と7と9だけ。
特に意味はない…。

僕のキャラバンは8.5Lもオイルが必要なので交換費用が高い(汗)。それだけの量を使っているので多分オイルにかかる負荷は少なめで、交換周期をもっと長い距離にしても構わない気がするが、約半年、7500~8500キロ程度で交換するようにしている。これからも大事に乗っていきたいので、必要な経費として考える。


しかし燃料もオイルも高くなった。
ここで何のせい、誰のせい、と言う話はしない。

ただ若い子の機会を奪っているな、と思う。それが残念でならない。僕の学生時代にはレギュラーが80円台だった。だからバイクで放浪できたし色んな景色を見て、様々な経験が出来た。そしてその時、見返りを求める必要はなかった。

今の若い子が何か行動をする時、マネタイズは難しいとしてもSNSで注目を集めるとか、行動に対するレスポンスがないと行動が起こしにくいと思う。かかるコストが大きくなりすぎて、そのちょっとした冒険が空撃ちになるんじゃないかと怖くなる気がする。

まあ僕が思っているより若い子の方がお金を持っていたりするし、オジサンの考えすぎかもしれないけど。

誰の得にもならない超個人的な経験こそが自分の礎で武器になっていくから、自分の行動に他者からの見返りがなくても十分なんだ、意味はあるんだ。
って事はオジサン・オバサンになってからじゃないとわからない。
その事実が残酷だよなあ、人生は。