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嵐の前にバイクに乗る

先日は雨に降られて挫折したので、出直し。
朝から暑いことは分かっていたけれど、高速+交通量の少ない道、であれば人間にもバイクにも負荷が少なく済ませられそう、という見込みで家を出た。

東関東道の終点、潮来まで行き、そこから北上して霞ケ浦の『かいつか』まで行く。

画質を上げて見てください。(右下の歯車)

ところで、さつま芋はお好きですか?
僕は好きです。
焼いてよし、蒸してよし、干してよし。
スイートポテトやイモ餡もいい。
もちろん天婦羅など料理にしてもいい。

茨城は日本有数のさつま芋の産地だと思う。近年の統計は見てないので詳しいことは分からないけれど、純粋に作付面積として他を圧倒しているように感じる。前に住んでいた浜松(を含めた静岡県西部)や時々仕事で行く宮崎もサツマイモ栽培が盛んだけど、茨城ほどではない印象だ。

と、あまりいい加減なことを書いてはいけないと思って調べました。
1位は鹿児島、2位が茨城、そのあとは千葉、宮崎、徳島という順位。
それで鹿児島と茨城では栽培品種が違っていて、鹿児島産のさつま芋の約8割はでんぷんやアルコールの原料となるらしい。一部はそこからさらに糖類などに加工されるようだ。
生食用というかイモをイモとして食べる分野においてはやはり茨城がトップのよう。僕の実感も間違いではなかった。

茨城では収穫したサツマイモにキュアリングという処理を施すのが一般的になっていて、このキュアリング技術が高い。よってさつま芋の品質が高い。キュアリング自体は、収穫した芋を一定温度・多湿環境に置き、雑菌に強い状態に変質させるもので、それにより長期保管が可能になる。保管は低温で行われるため、でんぷんが糖に変わるなどして甘くなる。(糖度が上がる=保管が容易になるという側面もある)

霞ケ浦周辺には、農家からイモを買い取ってキュアリング、保管、加工、出荷という事業をやっている会社がいくつかあって「ポテトかいつか」はその代表的な一つだ。取扱量は民間企業でトップということなので、さつま芋界のロックフェラーといったところだ。うむ、すごい。

さて、蔵出し焼き芋『かいつか』では干し芋を買った。
正直なところ、今年のさつま芋の収穫はまだだし、それほど期待していなかった。けれど、びっくりするくらい美味しかった。高いんだけど…。
でも、価格と釣り合う価値はあるなぁ。と思いました。
干し芋以外にもっと洒落たスイーツなどもあるので、車で来たらそっちだな。バイクの時は(普段食べないものは食べたくない。)という気持ちになる。なんでだろ?




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