見出し画像

ベスパの偉いところ

最近は寒くてベスパに乗っていない。
年末年始は体調不良だったし、寒くて風が強い日は気が向かない。
近年の夏は暑すぎるし、冬は相変わらず寒いし、一体いつバイクに乗れば良いのか?と思う。

乗らなくても、ちょこちょことメンテナンスはする。といってもまだ新しい車体なので、隅々まできれいに拭くぐらいしかやることがない。車体、サスペンション周辺、ホイールと、上から下に磨いていく。相変わらずリアのブレーキダストは多め。

ホイールまでキレイにしたらメットインを外してエンジンを観察する。オイル滲みはないか、コード類に変に擦れた所がないかを見る。そしてホコリを払う。

現行ベスパの、この「メットインが簡単に外れる」という点は本当に有り難い。エンジンの外観を確認できることはもちろん、それ以外にも室内で持ち物を準備できる。

国産スクーターのようにかなりの容積があるならば、結構な量の荷物を無計画に入れられそうだけど、ベスパのメットインはまあまあ小さい。あれもこれもと準備して、いざ積もうとしたら「アレ?入らないぞ。」となる可能性がある。

だからメットインを室内に持ち込んで入る分だけの荷物に絞る。保冷バッグや財布、携帯、カッパ、地図、等。防寒着のように嵩張るものを入れるとイッパイになるので、取捨選択する。

カッパを入れるとこんな感じ

この『機能』と呼ぶこともできないような地味な特徴が、大したこと無いようで案外、気が利いている。

海外ではコイツをワインクーラーとして使う人もいるらしい。

それが良いかどうかはともかく
エライぞ、ベスパ。と思うのだ。