日記&夏の食卓 24.07.28

お久しぶりです。
現在週3~4日ほどお外で一日6時間働き、あとは家でひたすら内職という日々です。一日6時間は休憩なしのぶっ続けですが全く問題なしです。朝はお昼の準備などに時間を取られず、車で10数分でつき、帰りもタイムカード押してすぐに帰れるのでコスパ良く、時間を有効利用できて大変ありがたいです。まだ全然戦力にはなれていませんが、一度ちゃんとやってみたかった職種でもあり、できたら続けていきたいなあと思ってます。
決して楽ではないしいいことばかりでもありませんが、当面目の前の仕事のことだけ考えていこうと思ってます。これで各種支払いがなんとかなりそうでありがたいです。

内職の方はというと、先日、二か月を区切りに行っているという聞き取りがありました。そこで今の状況や困っていること、希望などを伝えてこれからもよろしくお願いしますということで話を終えました。
お金にはならないし、扶養に入っているわけでもない人間がやるには向かない仕事ではありましたが、でも私は今はこれをやるべきなのだと思っています。ミシンに限らないかもしれませんが、とりあえず私にとってミシンは、使い続けてナンボ、数こなしてこそ腕が上がってゆくものなのです。
この技術は必ずこれからの自分を助けてくれる。
そして伝えてゆくことで誰かの助けにもなれる。
そう思うので、目先の利益にとらわれず仕事がある限りは続けてゆこうと思う次第です。
まあ主に経済的に大変なんですが、先があると信じて頑張ります。

話は変わりまして、夏に食べたい料理の話です。
暑いと火を使いたくないし、油っぽいものも暑苦しいので作りたくないです。食べたくもないけど、まずは作りたくない。
なので、夏場は自然と生野菜や火を通さずとも食べられる食事になりがちなのですが、現在のブームは「三輪そうめん」と「茶粥」です。

滋賀県にはご当地スーパーの「平和堂」があり、滋賀県民の生活に密接に結びついているんですが、そこでこの夏、「三輪の神糸」というそうめんを大々的に扱いだしました。
三輪は奈良県の現桜井市で、大神大社のある三輪です。
三輪そうめんといえば揖保乃糸などと並んで有名ですが、この辺ではそう見かけるものではありませんでした。
8束で488円で決して安いものではなかったのですが、私の母方の祖母が三輪の出身なので、一度食べてみようと購入したのが6月のことでした。
6月はまだ肌寒かったのですがちょっと食べてみたくなり2束だけ茹でてみたら、ものすごく細くて茹で時間は2分。茹で上がっても細くて、喉越しが良くてコシがあり、少々放置したくらいでは伸びそうにもない、とてもおいしいそうめんでした。正直びっくりした。
そしてそんな私のような人は多かったらしく、決して安いものではないにも関わらず、よく売れているようです。私もリピートしています。あれ食べると安いそうめんは食べられない。

そして「茶粥」です。
これは私が小学生の頃、母が夏場に作ってくれたことがあるのですが、それは大きな鍋に麦茶で煮たお粥でした。塩味で、冷やしてたべるそれはさっぱりしてて、子供心に印象に残っていました。
ちなみに母は大阪出身ですが、大阪で茶粥を食べる習慣はおそらくないと思います。母曰く、母の母、私の祖母が作ってくれたものだったそうで母も見様見真似だったようです。
そもそも大阪出身なはずの祖母がなぜ茶粥を作っていたのかも謎でしたが、奈良県出身であったことが判明して謎が解けました。茶粥は奈良の郷土料理だったようですが、調べると三重県でも食べられていたようで、父は三重にルーツがあるので我が家に縁が深い食べ物だったのだと思います。
母は麦茶で炊いていましたが、正確にはほうじ茶や番茶で炊くもののようで、久しぶりに食べてみたくなったので作ってみました。
お茶でお米から炊くパターンもあるようなのですが、元祖はお茶のおじやっぽいもののようなので、私は間をとって炊飯器で普通のおかゆを炊き、それに冷えた番茶をかけてお茶漬け状態にしてみました。
緑茶でやると普通にお茶漬けっぽくなると思いますが、私は緑茶が胃に合わず苦手なので、ほうじ茶や番茶の茶粥は胃にも優しくさっぱりして食べやすいです。母の作った麦茶バージョンも夏らしくさっぱりして美味しかったので、今度は麦茶で作ってみたいです。どちらにしても塩をしっかりきかせるのが意外にコツかもしれません。

奇しくもどちらも祖母のルーツでしたが、祖母は料理上手でだし巻き卵が絶品でした。私たち兄弟はあの味が今も忘れられず、母に聞き取りをして味の再現を試みて、とりあえず似た感じのものを作るのに成功しています。
これもそのうち記事にします。


いいなと思ったら応援しよう!