生き物と私1
今回虫の画像をあげているので苦手な方は見ないほうがいいですが、小さな羽虫程度が大丈夫ならよろしければ。
サクッと書くつもりが思いのほか長くなったのでとりあえず2回くらいに分けて書きます。
虫いろいろ
最近周辺で虫や鳥をよく見かけるので、記録がてら書いてみようと思います。見出し画像はヘッダーと同じに見せかけて今日撮ったものです。でも同じ個体かと思うほどそっくりですね…(ヘッダーは4年位前)色は夕方逆光で撮ったので若干地味ですが、実物はもっとオレンジです。写真超ピンボケですみません、この蝶を撮ろうと思うとなぜか絶対ピンボケになるのです。
この蝶は「ツマグロヒョウモン」といって、幼虫はスミレ類の植物につくそうですが、うちにはパンジーとかビオラとかないのにしょっちゅう飛んできます。なので、毎年ミカンの木を丸裸にするのはこの蝶だと思っていました。犯蝶は普通にアゲハでした。冤罪すまなかった。
ツユクサにつく虫
放置しているプランターにツユクサが繁茂しているのですが、母がツユクサの花が好きなので放置しています。
最近虫食いの跡が目立つので、確認してみたらちっさいのがついていました。
どっちもなんやそれ!!!という名前ですが、「赤首細羽虫」「黄腹瑠璃首細羽虫」と漢字にしてみたら納得するような、ますます見たまんまか!!となるかですね。どちらもツユクサを食べるそうです。
上のは蛍?と思ったんですが、蛍は肉食ですしね。
下の虫はとにかく色が綺麗です。まさに瑠璃色、ツユクサの花の色にも似てますね。
ちなみに、この虫を検索してるとき、ツユクサを食べる人間も引っ掛かりました。ツユクサの若い芽は人間も食べられるそうです。↓この本で知りました。食べられる植物というか、歴史的に飢饉の時人々が食べてきた雑草や調理法が紹介されてて、何なら軍のマニュアルにも載ってたものもあるようで面白い本です。
勤勉なアリたち
こちらは写真はないですが、二階のベランダのプランターに巣くってるアリたちをボーッと見るのが好きです。
二階なのにどこから来たんだろうと思うんですが、家に入ってくるわけでもなくほんとに勤勉に巣を作って移動して餌を運んで、中には自分の体より大きなハコベの種を運んでいたりもして、アリはこんなに勤勉なのに私ときたら…とか思いながら観察しています。大きなハコベの種を運んでいる個体には手伝おうとする個体もいたりして、助け合いの精神に感動し、私も及ばずながらとプランターの境目を渡るときに便利なようにと段差を草の枯れた茎で埋めて、結果、行列を乱してアリたちを混乱させてしまったり余計な事しかしていません。後、急に茎を置いたので、茎の目の前にいたアリがびっくりしたあまり背後に飛んでいました。驚かせて御免と思いつつ、アリもジャンプするんだなあと思いました。
プランターには大したものは植わっていませんが、(まくわ瓜やバターナッツカボチャなど昨年捨てた野菜の種が次々発芽)一応水やりはするんですが、そのたびにアリの巣が大変なことになってるようで、どう水やりをすればいいかを考えています。
で、さっきふと机の上を見たら、アリが一匹歩いているのです。
アリ!?となって、ほかにいないのを確認して、二階から連れてきてしまったのかと思って二階まで戻しに行ったのですが、なぜ一匹だけ…と不思議でなりませんでした。
そんで、何かスピ的な意味が…!?と思って調べてみたら、「部屋が汚いから」という解釈でした。きれいに掃除しなさいと。ぐうの音も出ない。
カナブンに間違えられるドウガネブイブイ
こちらも写真はないというか、ついさっきの事です。
窓が誰かがノックしているようにコツコツ鳴っていたので、ちょっとオカルトじみているようで、田舎では明かりに寄って来る甲虫類に間違いないので確認したらカナブンのようでした。
カナブンは窓に何度も激突して次の朝息絶えてる事が多いので、とりあえず救出に行こうと思ったら窓の下でおとなしく休んでいました。踏んでもいけないと思ったので、鉢の葉の上に移動。
カナブンはコガネムシの仲間だそうですが、玉虫色のキラキラしたコガネムシに比べてカナブンはもうちょっと地味です。
今回の個体は色も黒っぽく地味なのでカナブンだろうと思って調べたら、どうやらカナブンではなく「ドウガネブイブイ」というポケモンみたいな名前のコガネムシの仲間の甲虫だったようです。
むしろ、私たちがカナブンだと思ってるのは大体コイツのようでした。
決め手は頭の形です。カナブンはコガネムシの仲間の中でも頭が四角く、他は頭が丸いそうです。
こちらのサイトに詳しかったです、お世話になりました。
庭やプランターを掘り起こしているとなんかの幼虫を見つけてごめん…!となることが多いですが、周囲の人からは「根切り虫」と言われたりもします。ドウガネブイブイの幼虫は腐葉土や植物の根を食べるそうなので、根切り虫の正体はこの幼虫なのかもしれません。
ということでひとまずこの辺で。
次回は蜂とキジバトです。