生き物と私 4
現在は5月26日ですが、24日までに結構普段見ない虫や鳥などを見たのでその記録がてら。そして現在は嘘みたいに何も見ません、一体なんだったのか。
キジバトの記事はまた次回に持ち越しです。そんなにひっぱるもんでもないんですが。
トンボ
朝ベランダに出てプランターをいじってると、なんかギチギチという音が聞こえます。
ふと見上げると、トンボ。
トンボが私の方を向いて電線に止まっていました。
その時は端末を持ってなかったので写真は撮れず、一階に降りて戻ったらもういなくなっていました。
私の住んでいる地域で見かけるのは夏のウスキバトンボ、シオカラトンボなどで、まれにギンヤンマや、夏の終わりに赤いトンボ(赤とんぼとは限らない)などです。
一番なじみのあるのは薄茶色のウスキバトンボです。
しかし、その日見たのはどれでもなく、滋賀県で見かけるトンボで5月に多いものを調べてみると、ヨツボシトンボというのが一番近い気がします。
ただ私はあまり見覚えがなく、5月にトンボを見た記憶もそんなにないので珍しかったです。
トンボといえば、うちで最初に飼った白黒の猫が事故で亡くなり、それから庭先に黒い翅のトンボが毎年来るようになりました。
そのトンボはハグロトンボといって、猫が亡くなった7月ごろに庭先に現れました。翅は黒く、オスはエメラルドグリーン、メスは焦げ茶色の体で、毎年どっちが来るかはまちまちでしたが、我が家ではあのトンボはたぶん猫がトンボの姿を借りて来てくれてるのだろう、という暗黙の了解がありました。
そして、ここ5年ほどは見かけていません。何かに生まれ変わったのかなと思うと、寂しいような気もするし複雑な心境です。
トンボは前進あるのみという習性から「勝虫」と呼ばれ、日本では古くから縁起の良い虫とされているそうです。
私がベランダにいたときトンボに気が付いたのはギチギチいう音が聞こえたからですが、調べてみるとトンボは鳴かないとのこと。おかしいな…。
ピンポイントでその時だけトンボを見てそれからは全然見ないので、何か受け取るべきメッセージがあったのかなと思っています。
ツバメの親子
その日の夕方には、やはり電線に止まった二羽の燕を見ました。
最初私はベランダにいたのですが、驚かせてしまうと思ってそっと室内に入り、窓ガラス越しに観察していました。
最初はつがいかと思ったのですが、嘴が黄色く、羽毛もぱやぱやしているので、どうやら巣立ったばかりの仔燕と思われました。
私が見ているのも気が付いていたらしく、しきりに後ろを振り返ったりしてましたが逃げる気配はなかったです。
と思ってたら、親御さんが来られました。
うちには燕が巣を作ったことはないですし、家の立地や構造上、トンビやカラスに狙われやすいので小鳥自体あまり寄り付きません。
二階のベランダのプランターがプチ野生の王国と化しており、虫などもけっこう寄ってくるので、この燕の親子はそれを目当てに来てくれていたようでした。
うちには燕は子育てには来ませんが、職場などではよく燕の巣を見ました。
以前勤めていた特養には毎年燕が来てたようで、子育ての一部始終を見届け、巣が空になった時は感無量でした。
巣には大体5匹くらいは雛がいるものですが、うちの前に来たのは二羽でした。特別巣立ちが遅れている子を親が面倒見ていたのかもしれませんが、猛禽やカラスにやられてしまった可能性もあります。
野生の生き物の厳しさを改めて思い、人間なんかほんと恵まれてるんだからしっかりしないとなと思いました。
こんなものですかね。
あとはつぶやきにも書きましたがカメムシの抜け殻を見つけたぐらいです。
虫や鳥はスピリチュアルな意味を調べると大体出てくるのですが、さすがにカメムシはなかったです。しかも抜け殻だしね。蝉とか蛇はあるんですけどね。
でもカメムシの抜け殻ってあまり見なくないですか、結構貴重かもと思っているのですが。
そんなわけで、お付き合いくださった方ありがとうございました。
よろしければいつか書かれるキジバトの記事でお会いできたら。